ページの本文です。

21世紀型文理融合リベラルアーツ

2023年6月20日更新

教養教育からリベラルアーツへ

ハイカラさん

平成20年度(2008年4月)から、従来の教養教育を改革し、21世紀型文理融合リベラルアーツを始動しました。
お茶の水女子大学は、すべての女性の真摯な夢の実現される場であること、教養知と専門知、学術知と実践知を兼ね備えた女性が21世紀に羽ばたくことを大学の目標として掲げています。
社会人としての基礎力とともに、知的な自由さをもった女性。それを創るのが、リベラルアーツです。

女子大生の袴は、明治の初め、お茶の水女子大学の前身である、東京女子師範学校のころに起源があり、大正時代にブームになりました。
いつの時代でも、ハイカラさんは時代の先端を走っていました。

21世紀のハイカラさんは、あなたです。

令和5年度開講科目について

令和5年度に開講するリベラルアーツ演習・実習科目は以下のとおりです。

「文理融合リベラルアーツ演習・実習科目 科目一覧」

リベラルアーツ系列案内

生命と環境

生命を守るための環境への配慮(認識,働きかけetc.)を行うために必要となる, 「複眼」的視野の導入を図ります。

色・音・香

  • 科目一覧
    色・音・香という身近な感覚、感性を共通の切り口とし、自然の原理と我々の文化、社会について学びます。 ここでは、自然現象の基礎を理解するとともに、人間(生物)は、自然界や社会的、文化的情報をいかに認識、受容し、利用していくのか、また社会的、文化的情報として蓄積していくかを探求し、広く人間と自然、そして社会との相互作用についての理解の視点を養います。

生活世界の安全保障

  • 科目一覧
    人間は、安全を確保するため、さまざまな社会的・技術的・文化的な装置を作り出してきました。しかし、その装置が、かえって危険を招いたり、権力による抑圧や不平等に転化することもあります。身近な安全を守るために何が必要か、を考えることを通して、技術と制度と文化の相互関係を考察し、同時に生命としての人間のあり方を捉え直していきます。

ことばと世界

  • 科目一覧
    人間の取り巻く世界(人間社会や自然界)を、人間は、どのようにして記述し、どのように伝えてきたのでしょうか。自然言語、数学言語、さらには、コンピュータ言語などの仕組みと働き、および、記述された世界について、多面的に考えていきます。

ジェンダー

  • 科目一覧
    性別に関係なく充実した幸福な生活を営める社会にするために、何を考え、どう研究すればよいかを学びます。つまりジェンダー視点の導入です。それによって在学中の専門分野の研究に新しい視野を吹き込み、卒業後の進路においては新しい知の担い手として、イキイキと活躍する国際人になりましょう。
  •  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加