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ノイズが多くてもぼやけの少ない画像を撮るための顕微鏡システムの開発〜大学×国研×産業連携による成果〜

2023年7月4日更新

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お茶の水女子大学基幹研究院
理化学研究所 脳神経科学研究センター
科学技術振興機構(JST)創発的研究支援事業

 お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科ライフサイエンス専攻博士後期課程 の郷間葵さんを筆頭とする産学連携の研究チームは、光学的なエラーを効率的に補正し、ぼやけの少ない画像を撮影するための顕微鏡システムを改良し、高速かつノイズに強いアルゴリズムを提案しました。さらに、それを顕微鏡システムに実装することで、生体組織深部や老齢化した生体脳組織のように、散乱によるノイズの影響が無視できないほど大きい生体試料においても、安定してぼやけの少ない画像を撮ることが可能であることを実証しました。本研究成果は、6月14日のMicroscopy誌(電子版)に掲載されました。

 本研究は、科学技術振興機構(JST)創発的研究支援事業(グラント番号JPMJFR204G)および文科省「世界で活躍できる研究者戦略育成事業」 大学×国研×企業連携によるトップランナー育成プログラム(通称TRiSTAR)の支援のもと行いました。

 詳細はこちら(PDF形式)

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