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大学改革シンポジウム「女性活躍推進のために国立大学ができること」開催報告

2020年1月30日更新

  2020年1月23日(木)に本学において、大学改革シンポジウム「女性活躍推進のために国立大学ができること」を開催しました。
 今日、持続可能でインクルーシブな社会の実現のため、「知」の拠点である大学の役割がますます高まっています。なかでも、女性研究者の積極的な登用と環境整備が重要視されるなど、女性活躍推進が大きな鍵を握っています。
 こうした状況を踏まえ、本シンポジウムでは、女性活躍推進に向けた大学の取り組みを共有するとともに、SDGs達成に向けた女性活躍推進という側面から大学に求められていることについて、基調講演、取組事例の紹介及びパネルディスカッションを行いました。会場には、産業界関係者、高校・大学関係者、学生など約70人の参加がありました。
 初めに、森永製菓株式会社の宮井真千子取締役常務執行役員から「SDGs達成のためになぜ女性活躍推進が必要なのか―企業から見た大学の役割―」と題して講演をいただき、参加者はメモを取るなどして熱心に聞き入っていました。次いで、東京農工大学の宮浦千里副学長、東京外国語大学の大津友美学長特別補佐、本学森田育男理事・副学長が各大学での取組事例を紹介しました。最後に、本学藤原葉子副学長をモデレーターとしてパネルディスカッションを行いました。その中で、幅広い視野を持つ人材の育成、より社会と密接に連携をとった教育・研究の推進、特に女性へのリーダーシップ教育が必要であるとの意見が交わされました。
 今後10年で社会が大きく変わる可能性があるけれども、それはチャンスでもあるとの本学森田理事・副学長の言葉で閉会となりました。
 ご参加いただきましてありがとうございました。

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