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海外渡航及び滞在中に係る注意喚起について

2017年5月24日更新

 5月22日22時30分頃(現地時間)、マンチェスター(イギリス)のコンサート会場で爆発が起こり、イスラム国(IS)が犯行声明を出したところですが、5月27日(土)~6月 27日(火)頃まで、イスラム教のラマダン月となります。

近年その期間中に世界各国で多数のテロが発生していることより、外務省から注意喚起が流されました。(詳細は以下HPをご覧ください)

「外務省海外安全情報(広域情報)」
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2017C107.html

海外渡航される際には、事前にご自身の行先の安全情報をご確認いただき、危険レベルの高い国、地域への渡航はお控えいただくと共に、滞在中の行動にも十分お気を付けください。

滞在中に注意すべき点

・テロの標的となりやすい場所(※)を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる、できるだけ滞在時間を短くする等、安全確保に十分注意を払ってください。
(※)観光施設・観光地周辺の道路・記念日や祝祭日等のイベント会場・ナイトクラブや映画館等の娯楽施設・レストラン、ホテル、ショッピングモール、スーパーマーケット等人が多く集まる施設・教会・モスク等宗教関係施設・公共交通機関・政府関連施設(特に軍,警察,治安 関係施設)等。

・金曜日に注意して下さい。金曜日はイスラム教徒が集団礼拝を行う日であり、モスク等宗教施設や群衆を狙ったテロや襲撃が行われることがあります。本年のラマダン月については,6月2日、9日、16日及び23日が金曜日に当たります。

 また、渡航の前には、必ず「たびレジ」への登録をお願いします。渡航・滞在先の国・地域において緊急事態が発生した場合に随時一斉メール等により 最新の情勢と注意事項等のお知らせがあります。

「たびレジへの登録」
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

(参考)過去2年のラマダン月に発生した主なテロ事件

 2016年
・ヨルダン:バカア難民キャンプ襲撃テロ事件(6月6日)
・米国:フロリダ州オーランド市内ナイトクラブ銃乱射事件(6月12日)
・フランス:パリ郊外における警察官刺殺事件(6月13日)
・ヨルダン:ルクバーン難民キャンプ爆弾テロ事件(6月21日)
・レバノン:バールベック・ヘルメル県における自爆テロ事件(6月27日)
・トルコ:イスタンブール・アタテュルク国際空港襲撃テロ事件(6月28日)
・マレーシア:クアラルンプール郊外プチョン地区ショッピングモール内オープンカフェ爆発事件(6月28日)
・バングラディシュ:ダッカ市内レストラン襲撃テロ事件(7月1日)
・サウジアラビア:ジッダ,カティーフ,メディナにおける自爆テロ事件(7月4日)

2015年
・チュニジア:スースのリゾートホテル襲撃テロ事件(6月26日)
・フランス:東部リヨンにおけるテロ事件(6月26日)
・クウェート:シーア派モスクにおける自爆テロ事件(6月26日)
・エジプト:カイロ郊外における検事総長殺害テロ事件(6月29日)
・マリ:北部における国連車列襲撃テロ事件(7月2日)
・ナイジェリア:北部及び中部での連続爆弾テロ事件(7月5日~7日)
・エジプト:カイロ市内のイタリア総領事館前での爆弾テロ事件(7月11日)

お問合せ先

国際課
E-mail:ryu@cc.ocha.ac.jp
TEL:03-5978-5538,5722
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