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本学基幹研究院自然科学系の森寛敏准教授が、戦略的創造研究推進事業「さきがけ(理論・実験・計算科学とデータ科学が連携・融合した先進的マテリアルズインフォマティクスのための基盤技術の構築領域)」に採択

2016年9月26日更新

本学基幹研究院自然科学系(理学部化学科)の森寛敏准教授が、科学技術振興機構(JST)が進めている戦略的創造研究推進事業の「さきがけ(理論・実験・計算科学とデータ科学が連携・融合した先進的マテリアルズインフォマティクスのための基盤技術の構築領域)」に採択されました。

採択課題名

  • 「特定混合比で発現する特異物性を利用した新材料創成のための第一原理分子シミュレーションと機械学習の連携」

森准教授の専門は、第一原理量子化学・分子動力学計算を基盤とした理論・計算化学です。さきがけの採択研究課題ではこれら専門分野に加え、情報科学の技術を組み合わせた学際的アプローチにより、種々の物質の混合比率に対して非線形に変化する機能性液体の理論予測技術を開発します。

物質の混合により新たな機能物性を付与する際には、「何と何をどのような比率で混合するか?」といった問題が常に生じます。しかし一般に物質の性質は、混合する物質の性質の単純和にはならないため、その機能設計は容易ではありません。この問題を解決する手段は、従来、経験とカンに頼った試行錯誤的な実験アプローチしかありませんでした。本さきがけプロジェクトで、森准教授は、これまでに開発した高精度かつ高速な第一原理分子シミュレーションの技術と、昨今発展目覚ましい機械学習・人工知能の技術を組み合わせることで、狙った機能を発現するのに最適な物質とその混合比を自動算出するシステムを構築します。物質の混合という基礎的で普遍的な化学過程を新しい技術で捉え直し、人類の将来に役立つ材料を創造します。

JST戦略的創造研究推進事業さきがけ「理論・実験・計算科学とデータ科学が連携・融合した先進的マテリアルズインフォマティクスのための基盤技術の構築」領域新規採択研究者については、こちらをご覧ください。

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