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第18回国際日本学シンポジウム「イメージと伝達の国際日本学」

2016年6月9日更新

本年度も国際日本学シンポジウムを開催します。皆様のご来場をお待ちしております。

概要

セッションI「異界との交流」

「異界との交流」の物語は、日本のみならず世界各地に分布し、これらの物語は、同じパターンのものがある一方で、文化的な差異を背景とするヴァリエーションも多様である。本シンポジウムでは、「異界との交流」譚が、歴史的・社会的背景によってどのように変奏され、どのように語られてきたのかを、空間的・時間的に様々な「異界との交流」譚を取り上げ、多角的なアプローチによって検討する。

セッションII「落語家が収集した一枚摺の世界」

江戸時代には製版印刷が発達し、「一枚摺」と総称される、一枚の紙に摺り出された印刷物が多数出版された。本シンポジウムでは国立歴史民俗博物館所蔵のコレクション『懐溜諸屑(ふところにたまるもろくず)』に収録された一枚摺を中心に、そこから広がる江戸時代後期の民衆生活や都市文化の世界を紹介してゆく。
また『懐溜諸屑』は、落語家が収集した個人コレクションという特色をもっており、落語をはじめ芸能関係の摺り物も多いため、一枚摺とともに落語の世界もお楽しみいただきたい。

開催概要
日時 2016年7月2日(土曜日)13時~
3日(日曜日)10時半~
場所 お茶の水女子大学 本館 306室
内容

2日 セッションI「異界との交流」
講演 篠田 知和基(甲南大学人間科学研究所客員研究員)
研究発表 兼岡 理恵(千葉大学)、高 永爛(韓国・高麗大学校)、加藤 敦子(都留文科大学)、中丸 禎子(東京理科大学)
交流会 18~20時、大学食堂マルシェにて(参加無料)

3日 セッションII「落語家が収集した一枚摺の世界」
午前の部
落語実演 桂 藤兵衛氏(落語協会所属) ※演目は当日のお楽しみです
解説 今岡 謙太郎(武蔵野美術大学)

午後の部
研究発表 中川 桂(二松學舍大学)、髙橋 修(東京女子大学)、髙山 慶子(宇都宮大学)、大久保 純一(国立歴史民俗博物館)

主催 お茶の水女子大学 比較日本学教育研究センター
共催 お茶の水女子大学 グローバルリーダーシップ研究所
国立歴史民俗博物館(2日目のみ)
参加費・申込方法 資料代500円・事前申込不要
主催 比較日本学教育研究センター(火・水曜開室)
お問合せ先 E-mail:ccjs@cc.ocha.ac.jp
TEL&FAX:03-5978-5504
URL:http://www.cf.ocha.ac.jp/ccjs/

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» 第18回国際日本学シンポジウムチラシ(PDF形式 1,066キロバイト)

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