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基本的教育理念

2018年6月14日更新

お茶の水女子大学は、一人ひとりを大切にする豊かな教育文化を維持し続ける。

本学では高度な専門教育と並んでリベラル・アーツ教育を重視する。

お茶の水女子大学のリベラル・アーツ教育は、人文科学・自然科学・社会科学の素養やセンスを広く備えた知性を育むことを目指している。

同時に、高度な専門教育における長年の蓄積を生かし、それを発展させ、一人ひとりに豊かな学びの可能性を拓いてゆく。

そのために、問題関心の広げ方、専門の深め方、固有のテーマの発見の仕方についても、自由度の高い学びを実現する。

【お茶の水女子大学 大学憲章「教育文化」より】

お茶の水女子大学の教育の最大の特色は、優れた研究者でもある教員による高度な研究に裏付けられた教育にあります。また、異なる分野の教員相互のコミュニケーションが活発になされていることも本学の教育を特徴づける要素になっています。

これらの特長を活かして、お茶の水女子大学は新たな学士課程教育を開始しました。それが「21世紀型文理融合リベラルアーツ教育」と「複数プログラム選択履修制度」です。

「21世紀型文理融合リベラル・アーツ教育」は、現代の社会が直面する問題を発見し、解決する能力を鍛える教育です。そのために、多様な専門分野の手法に触れながら広い視野と問題意識を培うカリキュラムが設定してあります。その上で、学生の主体的な選択を前提とした「複数プログラム選択履修制度」によって学生は専門的知識を修得する教育システムになっています。

また、本学は日本で初めて国によって設置された女性のための高等教育機関として「女性リーダー育成」を使命としていますが、特に国際化の中でリーダーシップを発揮できる教育を強化する取り組みを行っています。

それは、グローバルリーダーシップ研究所による授業や学生・キャリア支援センターによるキャリアデザインプログラムと、外国語教育センター国際教育センターを中心とする語学教育です。

学生一人ひとりが本学の教育の特色を十分に活かして自らを錬磨し高め、知識と見識と寛容さを身につけて、次世代を担い豊かな未来を創造する人物となることを期待しています。

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