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日本カリキュラム学会主催・お茶の水女子大学人間発達教育科学研究所後援 秋のセミナー2017 「学び続ける教員像―教員養成・研修のカリキュラムをともに考える―」

2017年10月5日更新

20171005
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近年、「教職生活全体を通じて、実践的指導力等を高めるとともに、社会の急速な進展の中で、知識・技能の絶えざる刷新が必要であることから、教員が探究力を持ち、学び続ける存在であることが不可欠である。」と指摘され、「学び続ける教員像」の確立が求められています(中教審答申「教職生活の全体を通じた教員の資質能力の総合的な向上方策について」2012)。

これを受けるかたちで、馳プラン(2016)、及び教育公務員特例法の改正(2016)等、教師教育をめぐる新たな制度策定の動向があります。加えて、全国的にも、ほぼ教職大学院の設置が終了し(2017)、我が国の教師教育の高度化は、新たな局面を迎えています。

そこで、2017年度のセミナーでは「学び続ける教員像―教員養成・研修のカリキュラム―」と題して、① 教職大学院カリキュラム・指導方法(研修としての育成指標・各種プロジェクトを含む)、②学士課程の教員養成カリキュラム・指導方法(編成としてのコアカリキュラム、科目としてのカリキュラム・マネジメントを含む)等に焦点をあてながら、各教育委員会・学校・教師、及び大学関係者は「学び続ける教員像」の確立のために、いかに取り組むべきなのかについて、議論を深めていきます。お誘い合わせの上、奮ってご参加下さい。

秋のセミナー2017 「学び続ける教員像―教員養成・研修のカリキュラムをともに考える―」 開催概要

日時

2017年11月4日(土曜日) 14時~17時 (受付13時半より)

場所

お茶の水女子大学 共通講義棟2号館1階102教室 

主催

日本カリキュラム学会

後援

お茶の水女子大学人間発達教育科学研究所

テーマ

「学び続ける教員像―教員養成・研修のカリキュラムをともに考える―」

発表内容

(1) 倉本哲男(愛知教育大学)

「教職大学院、及び教員研修プログラムにおける理論と実践の融合とは?

-カリキュラムマネジメント&アクションリサーチを中心に-」

(2) 金馬国晴(横浜国立大学)

「学部生が理想の授業・学級・学校を描く講義

-教職課程でできるカリキュラム・マネジメント-」

(3) 遠藤貴広(福井大学)

「地域・学校に根ざした長期実践研究をコアにした教師教育カリキュラム

-教師教育担当者のカリキュラム・マネジメント-」

(4)上田綾子(石川県教員総合研修センター)

「教員に求めるカリキュラム・マネジメントに関する知識・意識とは?

-県センター研修の取り組みから-」

司会進行:村川雅弘(甲南女子大学)・小柳和喜雄(奈良教育大学)

 

参加費

無料(事前申し込みの必要はありません)

お問合せ先

お茶の水女子大学人間発達教育科学研究所事務局

E-mail: info-iehd@cc.ocha.ac.jp  

Tel: 03-5978-5539

 

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