ページの本文です。

2023年度「第9回 黒田チカ賞」選考結果報告

2024年2月15日更新

黒田チカ賞選考委員会委員長
お茶の水女子大学 理学部長 横川 光司

第9回黒田チカ賞選考委員会は慎重に審議を行った結果、下記の者を黒田チカ賞候補者として本学学長に推薦し了承を得ました。
「黒田チカ賞」設立趣旨についてはこちらをご覧下さい

黒田チカ賞

吉川 晶子 氏
(東邦大学薬学部 助教)

業績「結晶中の分子間相互作用がもたらす結晶物性の制御およびそのメカニズムの解明」

  吉川氏は、学士課程、修士課程、博士課程では、錯体化学、結晶学そして有機合成学と、異なる研究分野において、専門的理解を深め研究技術を磨いてきました。その深い研究能力と幅広い見識をもとに、研究題目である「結晶中の分子間相互作用がもたらす結晶物性の制御およびそのメカニズムの解明」において、その成果が堰を切るように世界に向けて発信されていることが見て取れます。大きな研究目標に迫るためには、狭い領域で留まることを良しとせず、たとえ時間を必要としたとしても、研究者としての幅を広げようする吉川氏の姿勢は、今後、研究において益々大きく展開されることが期待できます。
   以上のことから、本選考委員会は吉川氏の顕著な業績は黒田チカ賞を授賞するに大変相応しいと判断しました。

関連リンク / Related Links

»2023年度「第9回 黒田チカ賞」募集のご案内

  •  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加