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第4回「ちばぎん・学生版ビジネスアイディアコンテスト」奨励賞を受賞

2016年4月11日更新

「出る杭を育てる:マーケティング講座」(グローバルリーダーシップ研究所事業)では、お茶大生による「よくわかるマーケティング(ビジネス・プラン)講座(7、10月の全5回)を実施し、2015年11月28日には、3グループによるビジネス・プラン発表会を開催しました。ビニールハウスでの野菜市による地域のふれ合いをめざす「朝市楽座」、在日外国人向けの日本語読み上げサービス「YOMIAGEくん」、道の駅を利用する「料理ステーション」が発表され、「YOMIAGEくん」に優秀賞が授与されました。OGゲストとして、鶴園美穂さん(理学部生物学科卒業、理化学研究所勤務)、松本香菜子さん(三井住友銀行国際与信管理部)を招き、仕事とプライベートを両立させるワークライフバランスの「極意」を楽しく学びました。各グループは、発表会でのコメントをもとに、案をさらに練り上げ、ちば銀学生版ビジネスアイデアコンテストに応募し、下記のプランが奨励賞を受賞しました。

プラン名
 

野菜しい料理ステーション

概要

道の駅でアレルギー対応料理教室を農家講師が行う。農業振興と家族の団欒を目指す。

チーム名

Ochagry(オチャグリー)生活科学部人間生活学科生活社会科学講座3年吾郷里穂(代表)、同3年志田沙央理、文教育学部人間社会学科グローバル文化環2年小林咲葵、同学部言語文化学科1年 藤井理緒

ちば銀のコンテストでは、2014年度につぐ連続受賞であり、「YOMIAGEくん」も横浜ビジネスグランプリ2016の書面審査を通過していましたが、プレゼン審査日が卒論発表会と重なったため、やむなく棄権となりました。お茶大生のビジネス企画力やプレゼン力は「おそるべし」といえるでしょう。

この講座は通算5回目を数え、学生支援GP「出る杭を育てる」およびその後継事業(学内科研)としておこなわれてきましたが、2015年度はグローバルリーダーシップ研究所の事業として実施しました(事業担当教員、三浦徹、永瀬伸子)。学生サークル「お茶大ビジネスフォーラム」(略称お茶ビズ、2015年度代表生活科学部3年村尾あかり)と株式会社コラボラボ(代表横田響子)が連携して企画・運営にあたり、坪田秀子前学長特命補佐(元株式会社ロレアル副社長)と学生・キャリア支援課の協力も得られました。本事業は、学生自身の企画・運営によるキャリアアップであることが大きな特徴であり、2014年度ビジネスコンテストの受賞者である宮﨑真帆(文教育学部言語文化学科グローバル文化学環2年)がマーケ講座講師をつとめ、本事業のセミナー参加者のなかから、次年度の企画運営者を募り、バトンリレー方式で事業を継続しています。今回の講座では、お茶ビズ初代会長の寺田知賀子(富山県庁)も飛び入りで講師をつとめるなど、現役とOGの交流の場となっています。起業家であるコラボラボ横田響子代表の実践的なアドバイスが得られることは、お茶ビズにとっても、セミナー参加者にとっても大きな刺激・魅力となっています。

  • ちばぎん・学生版ビジネスアイディアコンテスト2受賞したOchagryメンバー
  • ちばぎん・学生版ビジネスアイディアコンテスト1授賞式(後列志田さん、吾郷さん)
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