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姚嵐さんの論文が日本化学会欧文誌 (Bull. Chem. Soc. Jpn.) の selected paper に選ばれました

2014年3月10日更新

姚嵐さん(大学院人間文化創成科学研究科博士後期課程理学専攻化学・生物化学領域3年)の論文が、日本化学会欧文誌 (Bull. Chem. Soc. Jpn.) 2014年2月号の selected paper に選ばれました。各号の掲載論文10−15報の中から、1報がBCSJ award articleに、1-3報が selected paper に、優れた論文として選出されます。

論文内容:
シクロデキストリン (CD) と胆汁酸の 1:1 包接錯体の構造およびホスト−ゲストの相互作用を理論化学的手法によって明らかにしたものです。相互作用エネルギーをフラグメント分子軌道法に基づくペア相互作用分割解析により解析し、分散力の寄与の重要性を数値的に示しました。

論文は以下のとおりです
L. Yao, Y. Mori, and K. Takano
“Theoretical Study on Intermolecular Interactions in Complexes of Cyclodextrins with Bile Acids: DFT and ab initio Fragment Molecular Orbital Calculations.” Bull. Chem. Soc. Jpn., 87, 258-266 (2014).
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