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A-WiL国際シンポジウム 「未来を創造する大学」をお茶の水女子大学で2012年2月11日に開催

2012年3月5日更新

午前の部「各国女性リーダー育成教育の取り組み」では、海外の三女子大学における女性リーダー育成教育についてお話し頂き、本学からは「『みがかずば』の理念に基づく女性リーダーの育成」の紹介を行いました。
それぞれの国や文化に基づいて構築された各大学の女性教育モデルを知ることができ、参加者からは「日本の女子教育も世界の女子教育も同じ道筋をたどってきたと実感しました」、「未来に向けて、今少し停滞しているように感じられていたのですが希望を持ちました」などの意見を頂きました。

午後の部のはじめに、羽入佐和子学長(お茶の水女子大学)が主催側から挨拶し、板東久美子氏(文部科学省高等教育局長)、岡島敦子氏(内閣府男女共同参画局長)よりご挨拶を頂戴しました。

学長講演に先立って、本学卒業生3名による「飛天」をイメージした舞踊作品が上演されました。引き続き、石黒節子氏(お茶の水女子大学名誉教授)により、飛天プロジェクトについて解説がなされ、飛天のイメージに基づいた本学舞踊教育学コース在学生による作品「cosmos」が上演されました。観客からは、いずれの作品も「素晴らしい」、「新鮮で味わい深い」との声を頂きました。

「世界の女性学長、語る 人生・キャリア・哲学」では、コメンテータに野口誠之氏(奈良女子大学長)を迎え、本学学長をはじめ、キム・ソンウク氏(韓国・梨花女子大学学長)、リン・パスクェラ氏(米国・マウントホリヨーク大学長)、パオラ・ベルナルディ氏(イタリア・コッレージョ・ヌォーヴォ学長)より、学術の世界でトップに立つ女性学長として、幼少期や学生時代、現在に至るまでが写真を交えて紹介され、各人の人生観、社会へのメッセージ・未来のビジョンを語っていただきました。観客からも「普段聞くことのできない話を聞くことができよかった」、「国が違っても大切なこと(リーダーシップの要因)は共通点が多いのだと感じました」、「ご自身の経験、考え、使命感でリーダーになられたということに驚きを感じた」などの意見を多数頂きました。

参加者からは全体を通じて、「一人の人生にとって重要な人物に出会うことは大変重要である」、「質の高い内容でした。わざわざ足を運んだかいがありました」、「高いレベルの女子教育(キャリア教育も含めて)が今こそ大切と感じました」などの感想を頂き、シンポジウムは盛会裏のうちに終了しました。

  • 海外の三女子大学教員
    • キム ウンシル氏(梨花女子大学一般教養センター長)
    • 八柳 里枝氏  (マウントホリヨーク大学准教授)
    • サスキア アヴァッレ氏(コッレージョ・ヌォーヴォ文化学術活動コーディネーター)
       
  • 当日のプログラムはこちらをご覧ください (PDF)
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