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2026年10月27日更新
お茶の水女子大学では、2026年7月1日に、2027年度以降の入学者を対象とした授業料改定(案)の検討について公表し、学生・教職員をはじめ、保護者、卒業生・修了生、受験生及びその保護者など、さまざまな立場の皆様からご意見を伺いながら検討を重ねてまいりました。
このたび、いただいたご意見を踏まえて改めて検討を行い、学内諸会議での審議を経て、2027年度以降入学者の授業料を下記のとおり改定することを決定しましたので、お知らせします。
本学は、1875年の創設以来、女子教育のフロントランナーとして、高度な専門性と豊かな教養を備えた女性人材を育成し、人文社会科学と自然科学を横断する教育研究を通じて、社会課題の解決に貢献するグローバル女性リーダーの育成に取り組んでまいりました。
今後も、社会からの要請に応え、AI・デジタル技術の発展や多様化する社会課題に向き合いながら、人と社会をつなぎ、新たな価値を創造する女性リーダーを育成してまいります。
一方で、近年の物価や人件費の上昇に加え、教育研究設備やICT環境の高度化など、大学を取り巻く環境は大きく変化しています。本学では、外部資金・自己収入の確保や諸経費の見直しなどの経営努力を重ねてまいりましたが、今後も質の高い教育学修環境を持続的に提供していくためには、基盤的かつ安定的な財源の確保が必要であると判断しました。
今回の検討にあたっては、説明会や問い合わせフォーム等を通じて、多くの皆様から貴重なご意見・ご質問をいただきました。授業料改定の必要性に関するご意見や、経済的負担へのご懸念、経済的支援の充実や教育学修環境の改善を求めるご意見など、さまざまなお声をお寄せいただいたことに、心より御礼申し上げます。
いただいたご意見等を踏まえ、本学独自の授業料減免及び奨学金制度の拡充を行うとともに、教育学修環境の改善に向けた取組を追加・拡充することとしました。その上で、将来にわたり本学の教育の基盤となる教育学修環境の質を維持・向上させていくため、授業料を改定することを決定しました。
学生・保護者の皆様に新たなご負担をお願いすることは、大学として大変重い判断です。皆様からいただいたご意見等を真摯に受け止めた上で、本学の将来と、これから本学で学ぶ学生の教育学修環境を見据え、責任をもって決断したものであることをご理解いただければ幸いです。
本学としましては、今後も国への財政支援の働きかけをはじめ、外部資金・自己収入の確保、経営改善等に取り組むとともに、授業料改定による増収分を、学生の教育学修環境の維持・改善に活用してまいります。皆様のご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
令和 8 年 10 月 27 日
国立大学法人お茶の水女子大学長 佐々木 泰子