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2024年6月19日更新
2024年4月に新設した共創工学部の開設記念式典を~共創工学部が目指す女性人材育成と新しいイノベーション創出~と題し、6月7日(金)に会場とオンライン配信のハイブリッド形式で開催しました。実施会場の本学講堂(徽音堂)には、来賓・招待者の方々、学内教職員・在学生及び新学部へ入学した第一期生の総勢222名が一同に集い、新たな門出を祝いました。またオンライン配信では、141名の方々に視聴いただきました。
共創工学部は、データサイエンスの基盤の上に、工学の知識・技術を人文学・社会科学の知と協働させることで、Society5.0への取り組みを前進させ、人間中心の社会に向けたイノベーションを推進できる女性人材の育成を目指しています。
記念式典では、学長佐々木泰子からの挨拶、来賓の文部科学省文部科学審議官 藤江陽子様(同省高等教育局専門教育課長 梅原弘史様代読)、東京大学総長 藤井輝夫様、一般社団法人日本経済団体連合会観光委員会委員長/株式会社コングレ代表取締役社長 武内紀子様、TDK株式会社取締役 常務執行役員 佐藤茂樹様、文部科学省高等教育局長 池田貴城様から、期待と激励を込めた祝辞を賜りました。続いて、共創工学部長大瀧雅寛から新学部の概要を紹介しました。次に、基調講演において、アーティスト/東京藝術大学デザイン科准教授のスプツニ子!様より、「多様な発想で、世界は変わる-テクノロジーにおけるダイバーシティの重要性」という演題にてご講演を賜り、共創工学部の記念すべき第一期生に向けた熱いエールが送られました。続いて、東京工業大学長の益一哉様より、「未来を先送りしない」という演題にてご講演を賜り、社会を取り巻く課題や、共創工学部によるこれまでにない理工学の発展への期待のお言葉をいただきました。次に、パネルディスカッションでは、「共創工学部が目指す女性人材育成と新しいイノベーション創出」をテーマに、共創工学部新入生ビデオメッセージの上映、パネリストとしてスプツニ子!様、益一哉様に引き続きご登壇いただき、共創工学部教員の宮澤仁文化情報工学科教授(ファシリテーター)、秋元文人間環境工学科准教授(パネリスト)、佐藤有理文化情報工学科助教(パネリスト)と、共創工学部という環境における研究や学生教育、その成果をいかに社会に還元するか等の活発なディスカッションが行われました。最後に、滋賀大学長 竹村彰通様、津田塾大学長 髙橋裕子様より共創工学部の未来への力強い応援メッセージをいただき、式典は盛会のうちに幕を閉じました。
学長挨拶の様子
(左から梅原高等教育局専門教育課長、佐々木学長、藤井東京大学総長、武内一般社団法人日本経済団体連合会観光委員会委員長/株式会社コングレ代表取締役社長、佐藤TDK株式会社取締役常務 執行役員)
大瀧共創工学部長による新学部紹介の様子
スプツニ子!アーティスト/東京藝術大学デザイン科准教授による基調講演の様子
益東京工業大学長による基調講演の様子
パネルディスカッションの様子
(左から秋元准教授、佐藤助教、益東京工業大学長、スプツニ子!アーティスト/東京藝術大学デザイン科准教授、宮澤教授)