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2024年3月4日更新
前列左から 松岡勇雄文部科学省大臣官房総務課課長補佐、藤原章夫文部科学事務次官、
佐々木泰子学長、市原信吾文部科学省高等教育局国立大学法人支援課課長補佐
後列左から 福本浩一副学長(事務総括)、赤松利恵副学長、石井クンツ昌子理事、
加藤美砂子理事、新井由紀夫理事、坂元章理事、太田裕治副学長
2024年2月15日(木)、藤原章夫文部科学事務次官がお茶の水女子大学を訪問されました。
藤原事務次官は2024年4月開設予定の共創工学部となる下記研究室を視察の後、佐々木泰子学長と大学運営全般に関することについて懇談されました。その後、国際交流・地域貢献・世代間交流の3つの目的をもつ集いの拠点である「Hisao & Hiroko Taki Plaza(国際交流留学生プラザ)」を訪れ、お茶の水女子大学の新たなシンボルとして多くの利用者で賑わう館内を見学されました。また、2022年度採択「大学の世界展開力強化事業「グローバルリーダー育成のための『女子大学発』実学型EDI プログラム」」等国際交流の取り組みについても説明が行われ、本学の様々な姿をご覧いただく貴重な機会となりました。
建築や都市空間が利用者に与える影響を、人の行動や心理・身体生理といった指標を用いて分析している。人にとって快適でも省エネではない、とか、男性と女性で行動や心理に違いがあり同じ空間の評価が反対となる、など、空間設計では矛盾する評価がある。データに基づいて理工学の手法やツールで分析し、他の人と共に創る(デザインする)ことで、新しい建築デザイン方法や設備を提案し、社会への実装を目指している。
【左】ジェンダード・イノベーションの都市建築への展開(女性起業家の働く場所の分析:共同研究)について、学生からポスター説明を受ける藤原事務次官
【右】共創工学部人間環境工学科の多彩な研究テーマについて、長澤教授から解説を受ける藤原事務次官、佐々木学長
都市・建築空間は、自然、インフラストラクチャー、人工環境等の様々な諸条件によって構成されている。さらに、文化的、社会的背景やデザインコンセプトなど、空間形態を統御する内在要因も持つ。これらの重層的構造によって、どのように都市・建築空間が形づくられ、私たちの日常生活や感覚に影響を及ぼしているのかについて、工学的理論と芸術的感性を複合した視点から、研究やデザイン提案を行っている。
【左】インクルーシブなトイレ環境の空間形成に関する研究について、藤山准教授から説明を受ける藤原事務次官、佐々木学長
【右】江戸時代の芝居絵から歌舞伎劇場空間を三次元化したVR資料(共創研究として実施)の体験をされる藤原事務次官
藤原事務次官と佐々木学長
懇談風景
日本画家の中島千波氏(東京藝術大学名誉教授)の原画によるステンドグラス「櫻花爛漫」の優しい光を背景に、
Hisao & Hiroko Taki Plaza 「Commons2」にて