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2023年8月7日更新
本学は、ロボットメーカーの株式会社ZMPと産学連携し、キャンパスにて2023年7月19日(水)から21日(金)に共催イベントを開催しました。
お茶の水女子大学では、令和6年4月に「共創工学部」の新設を予定しています。共創工学部は、社会課題解決のための工学、新しい文化を創るための工学を目指します。ロボットやICTをはじめとする様々なテクノロジーが未来の社会で役立てられるには、ユーザーや社会と、対話を通じて新しい価値を共創することが不可欠です。この点において、最先端自動運転技術を有する株式会社ZMPと互いに共感し、共催イベントを開催する運びとなりました。
当日は、ロボタウンの社会実装を推進するさまざまな新製品・取り組みの発表、デモンストレーションなどを実施しました。また、文京区長、総務大臣、経済産業大臣と本学学生によるキーノートセッションをそれぞれ開催しました。総務大臣による同セッションでは、学生が配送ロボの利活用をテーマにプレゼンテーションを行いました。身近な課題を解決するための独創的な活用アイディアが次々と提案され、総務大臣から、人間目線で先端技術を活用するアイディアに対して賛辞が述べられるとともに、自信をもって魁となる気概で、提案から実現に導いて欲しいとエールが贈られました。
また、共創工学部説明会では、新学部の概要、全教員の研究を紹介するパネル展示を行い、高校生や保護者が担当教員へ熱心に質問を行いました。
3日間で延べ1,100人が来場し、ロボットの開発を通して未来を見つめるZMPと、テクノロジーをベースに未来を創っていくお茶の水女子大学の教員・学生が一緒になって未来を考えるイベントとなりました。