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お茶の水女子大学と中央大学が学生交流に関する協定を締結~双方の大学改革を契機に学生交流を活性化させ、今後も連携を強化~

2022年12月1日更新

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お茶の水女子大学
中央大学

 お茶の水女子大学(所在地:東京都文京区、学長:佐々木泰子)と、中央大学(所在地:東京都八王子市、学長:河合久)は、双方が開設する特定の授業科目について、相手大学の学生が履修し、単位を取得することを認める「学生交流に関する協定」を2022年11月29日に締結しました。 

  • 協定書手交の写真

    協定書を手交するお茶の水女子大学
    佐々木学長と中央大学河合学長

  • 協定書手交の写真

    調印式参加者(左から、お茶の水女子大学新井理事副学長、同大加藤理事副学長、同大佐々木学長、中央大学河合学長、同大加藤副学長、同大猪股法学部長、同大梅田理工学部長、同大平野国際情報学部長)

 お茶の水女子大学と中央大学は、2000年3月に学生交流に関する協定を既に締結していましたが、その対象は大学院生に限定されていました。今般、中央大学は2023年4月に法学部をお茶の水女子大学から至近の茗荷谷キャンパスに移転させて都心の理工学部・国際情報学部と有機的連携を深め、またお茶の水女子大学も2024年4月に「共創工学部 人間環境工学科・文化情報工学科(仮称)」の開設に向けて設置構想中と、ともに大学改革を推進している中で、学生交流を活性化させて学生同士の相互研鑽を図り、以て有為な人材を社会に輩出すべく、学部生・大学院生を包摂した新たな協定を締結することといたしました。

 新たな協定の手始めとして、同じく文京区の後楽園キャンパスにある中央大学理工学部において、当該学部が展開する産業キャリア教育プログラム群(呼称:WISE科目)を、2023年4月からお茶の水女子大学学生に開放いたします。WISE科目では、日本を代表する企業・グローバルに活躍する企業の方々を講師としてお招きし、①ダイバーシティ推進・SDGs達成に先進的に取り組む企業が、どのような未来社会を築きたいと考え、ダイバーシティ(多様性)を生かすために男女共同参画など「G5: ジェンダー平等を実現」しつつ、どのように取り組みを進め、SDGsにも貢献しているのかを理解すること、②そのようなトップ企業が、SDGsやSociety 5.0をどのように理解している人材を必要としているかを考え、自らのキャリア形成に活用できる知見を得ることを目的としています。この他、両大学で実績を持つ文理の枠を越えたAIやデータサイエンスを学ぶ関連科目の互換等も今後期待されるところです。

 協定の締結式に引き続き、中央大学加藤俊一副学長(理工学部教授)の進行で懇談会を行いました。お茶の水女子大学は佐々木泰子学長、加藤美砂子理事副学長、新井由紀夫理事副学長、中央大学は河合久学長、猪股孝史法学部長、梅田和昇理工学部長、平野晋国際情報学部長が出席し、両大学の特色ある取組について紹介し、また今後の連携強化についての意見交換を行いました。

 両大学は、今回の協定締結を連携強化に向けた最初の重要なステップと位置付け、それぞれの特長を生かし相乗効果を発揮することによって、今後も社会に貢献してまいります。

【本件に関するお問い合わせ先】

お茶の水女子大学
企画戦略課(広報担当)
E-mail:info@cc.ocha.ac.jp
 
中央大学
広報室広報課
E-mail: kk-grp@g.chuo-u.ac.jp
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