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【学長メッセージ】令和4(2022)年度1学期・前学期の授業開始に当たって

2022年4月4日更新

お茶の水女子大学長 佐々木泰子

新型コロナウイルス感染症との共存は長期に渡り、すでに2年を超えています。本年初頭から始まったオミクロン株の大流行は一旦ピークを超えましたが、今また新たな変異株の高まりも予想され、見通しは決して楽観できないと言われています。

しかしながら、新型コロナウイルス感染防止対策室(お茶の水女子大学)では、学内で報告された全例の疫学的調査を行っており、通常の形態の講義では学内二次感染が生じていないというエビデンスを得ております。
また、本学では新型コロナウイルスワクチンの大学職域接種を積極的に推進してきており、3回目接種においても高いワクチン接種率が達成されています。
なにより、キャンパスで対面授業を行うことは知識の習得だけが目的ではなく、直接の対面による学生同士や学生と教職員の間の人的な交流が、豊かな人間性の涵養や人格の完成に資する上で重要な要素であると認識しております。

このようなことから、令和4年度前学期授業において、本学は、「新型コロナウイルス感染拡大防止のための活動ガイドライン」における「レベル1」を維持し、授業や教室の特性により一部の授業はオンラインで行うものの、可能な範囲で対面授業を実施することといたしました。

ただし、対面授業の実施に関しては、教室の収容人数を超える授業はオンラインで行うことを原則とし、さらに大人数(100名以上)の授業はオンラインによる実施を予定しております。また、発声を伴う語学の授業は収容率を50-60%以内におさめることといたします。

なお、本人に基礎疾患がある、家族に高齢者あるいは基礎疾患があるなどの場合は、本人からの申請に基づき、大学は「在宅受講配慮証明書」を発行いたします。

キャンパスでの二次感染を防ぐためには今後も学内感染対策を高いレベルで維持する必要があります。引き続きみなさんのご協力をお願いいたします。

1)不織布マスクの常時着用、食事は離れて黙食、換気を十分にする、近距離対面の会話や大声での会話を避ける、定期的に手指消毒を行うこと。
2)さらに、登下校時を含め会食を避ける、できるだけ人混みに行かず、大規模イベントへの参加を控えること。
3)そして、本人及び同居者の新型コロナウイルス感染が判明した場合はもとより、本人及び同居者の発熱や症状があった場合、本人が感染者と接触したことが明らかとなった場合は一旦自宅待機として必ず新型コロナウイルス感染防止対策室(お茶の水女子大学)に連絡すること。

以上3点を遵守していただくようお願いいたします。

お茶の水女子大学では、東京の感染動向及び本学の感染事例を常に参照・把握し、引き続き適切な対応に努めて参ります。
どうぞご理解ご協力をお願いいたします。

※自身または同居する家族が発熱、あるいは感染を思わせる症状が生じた際は、新型コロナウイルス感染防止対策室(お茶の水女子大学)に連絡してください。
(E-mail : corona-taisaku(アット)cc.ocha.ac.jp)
※上記の(アット)は@に置き換えてください。

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