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内閣府「令和3年度 国立大学イノベーション創出環境強化事業」に採択

2021年10月5日更新

本学は10月4日、内閣府の令和3年度「国立大学イノベーション創出環境強化事業」の重点支援類型①及び②(注)において、順位1位で採択されました。

概 要

 本事業は、国立大学の外部資金獲得実績などに応じたインセンティブとなる資金を配分することで、国立大学における民間企業との共同研究における適切な間接経費の確保や寄附金等の多様な民間資金獲得を推進し、イノベーションの創出に必要な財源確保を進め、大学の経営基盤の強化を促すことを目的として公募された事業です。
内閣府ホームページ:https://www8.cao.go.jp/cstp/daigaku/jigyou3/haibungaku3.pdf

 本学は、外部資金獲得額の増加に向けたこれまでの成果・実績を基礎として、今後の民間資金獲得額増加に向けて、本学独自のミッション実現構想などに基づく外部資金獲得計画を策定しました。その結果、本事業に採択され、本年度は3億円の交付金が配分される予定です。
 本事業の活用により、イノベーション創出を生み出すイノベーションエコシステムの環境を整備するとともに、多様な民間資金の獲得を推進して経営基盤の強化を目指します。

【取組事例】

◆包括連携契約に基づく「組織」対「組織」による産学連携の推進

  • 教育・研究・施設利用など産学連携の多様性を包括化
  • 個々の共同研究を「組織」対「組織」として包括化

◆大学改革に伴う民間資金獲得プラン

  • 工学系新学部の設置に伴う新たな共同研究の開拓
  • 新たな研究分野であるジェンダード・イノベーション研究による産学連携の推進
  • 本学のオリジナリティ、強みを活かしたSDGsと企業との連携 など

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(注)重点支援類型
各国立大学法人の機能強化の方向性に応じた取組を予算上きめ細かく支援するために平成28年度に設けられた3つの枠組み
【重点支援①】
 主として、人材育成や地域課題を解決する取組などを通じて地域に貢献する取組とともに、専門分野の特性に配慮しつつ、強み・特色のある分野で世界ないし全国的な教育研究を推進する取組等を第3期の機能強化の中核とする国立大学を重点的に支援。(55大学)
【重点支援②】
 主として、専門分野の特性に配慮しつつ、強み・特色のある分野で地域というより世界ないし全国的な教育研究を推進する取組等を第3期の機能強化の中核とする国立大学を重点的に支援。(15大学)※本学は重点支援②
【重点支援③】
 主として、卓越した成果を創出している海外大学と伍して、全学的に世界で卓越した教育研究、社会実装を推進する取組を第3期の機能強化の中核とする国立大学を重点的に支援する。(16大学)

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