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2019年1月16日更新
株式会社ブリヂストンと国立大学法人お茶の水女子大学は、高校生・大学生・大学院生を対象として次世代の女性リーダーの育成を支援する「未来起点プロジェクト」を2019年4月に発足します。本プロジェクトは、2017年1月にブリヂストンとお茶の水女子大学とが締結した包括協定の内容を具体化するもので、次世代の女性リーダー育成のための産学連携プロジェクトになります。
未来起点プロジェクト紹介映像
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本プロジェクトでは、お茶の水女子大学に社会連携講座「未来起点ゼミ」を開講します。学生はこの講座の中で、多様なステークホルダーとの対話を通じて未来の社会を予測し、企業や自治体、教育機関が果たすべき役割について提言します。未来起点で考え、行動する学生のリーダーシップを育てるとともに、次世代の女性リーダーとなる学生の視点から考えた未来予測を企業や大学の活動に取り入れてもらうことを目的としています。
ブリヂストンと関わりの深い自動車業界は100年に一度といわれる大変革期を迎えており、産業の姿はこれまでにないスピードと規模で変化しています。企業が持続的な成長を続け、社会価値を提供し続けるためには、グローバルで多様な経営人材の育成・活用が必要不可欠と考えています。ブリヂストンは、多様性の一側面である女性活躍推進の観点から、女性リーダー育成に関する取り組みを進めていきます。
お茶の水女子大学は、開学以来、社会をリードする女性人材を数多く輩出してきました。しかし、未だ日本における女性の活躍状況は世界的に見て発展途上の段階にあります。本プロジェクトを通して、「女性リーダー育成」 の取り組みを更に広げ、企業との連携によってより実践的で多様な価値観を持つ女性リーダーを育成し、日本の女性活躍推進に貢献していきます。
「未来起点プロジェクト」は、お茶の水女子大学に開講する社会連携講座「未来起点ゼミ」を軸に推進します。お茶の水女子大学とブリヂストンが互いのリソースを活用し、意見を提示・交換して授業内容を検討する点に特徴があります。
お茶の水女子大学は女性のための日本初の官立の高等教育機関として1875年に創設されて以来、女子教育の先達として道を切り拓いてきました。これまでに数多くの卒業生が学術研究、教育、産業、行政、報道など多様な場において優れた実績を挙げ、女性たちの活躍の舞台を創出しています。2004年の国立大学法人化に際して「学ぶ意欲のある全ての女性にとって、真摯な夢の実現の場として存在する」との標語を掲げ、国籍や年齢を問わず女性たちの成長と資質能力の開発を支援する活動を開始し現在に至っています。
株式会社ブリヂストンは、世界最大のゴム会社・タイヤ会社として、世界26か国に180以上の生産・開発拠点を持ち、タイヤの製造・販売などを行う「タイヤ事業」、自動車用部品や産業/建設資材、自転車やスポーツ用品などを扱う「多角化事業」に加え、顧客のニーズを踏まえ、メンテナンス等のサービスやIT/センシング技術を組み合わせた「ソリューションビジネス」をグローバルで展開しています。
»お茶の水女子大学と株式会社ブリヂストンが女性リーダーの育成推進を目的とした包括的協定を締結、記念パネルディスカッションを開催
»(株)ブリヂストンとお茶の水女子大学、女性リーダーの育成支援を目的とした包括的協定を締結 (新しいウインドウが開き、本サイトを離れます)