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大学院課程ディプロマ・ポリシー

2016年3月28日更新

I 大学院の学位の方針

  1. 博士前期課程にあっては、所定の年限在学して、人間文化創成科学研究科が教育の理念と目的に沿って設定した授業科目を履修し、基準となる単位数を修得することが、学位授与の要件である。さらに、修士論文の審査又は特定の課題についての研究の成果の審査及び最終試験に合格することが必須である。
  2. 博士前期課程にあっては、幅広い視野に立った学識を備え、専門分野における研究能力または高度な専門性を必要とする職業を担うために必要な能力を身につけていることが、課程修了の基準となる。
  3. 博士後期課程にあっては、所定の年限在学して基準となる単位数を修得し、人間文化創成科学研究科の教育理念と目的に沿った研究指導を受け、標準修業年限内に博士論文の審査及び最終試験に合格することが、課程修了の要件である。
  4. 博士後期課程にあっては、高度な専門研究や学際的総合研究のために必要な能力を身につけ、研究者として自立して研究活動を行い、あるいは高度な専門的業務に従事するために必要な能力と学識を身につけていることが、課程修了の基準となる。

II 博士前期課程の学位授与の方針

比較社会文化学専攻の学位授与の方針

社会と文化に関する専門研究を真に高いレベルで構築することを目指すため、個々の分野における専門研究を展開する基礎となる充分な知識を習得し、さらに、横断領域的な研究視野を得るために必要な幅広い教養を具えることが要求される。このため、所定の単位を取得し、高度な専門性を必要とする職業を担うための優れた能力を身につけ、さらに修士論文の審査および最終試験に合格することが課程修了の必須要件となる。なお、本専攻では、修士(人文科学、社会科学、生活科学、学術)の学位が取得できる。

(1) 日本語日本文学コース

上代から現代に至るいずれかの時代の日本文学、または日本語の歴史と体系について、学士課程で得られた知識を踏まえ、より本格的な研究方法を身につけていることが修了の要件である。

(2) アジア言語文化学コース

所定の年限在学して所定の単位を修得し、専門分野における研究実践能力を獲得することが、修了の要件となる。

(3) 英語圏・仏語圏言語文化学コース

所定の年限在学して所定の単位を修得することで、英語圏・仏語圏言語文化コース専門分野における専門知識と研究方法論を習得し、学術的な思想を正確に理解し発信できる研究能力を身につけ、さらに修士論文を提出して審査および最終試験に合格することを修了の要件とする。

(4) 日本語教育コース

日本語教育を中心に関連諸分野における学術研究のための確かな基礎、国際的に通用する問題発見・解決能力、情報処理能力、コミュニケーション能力が着実に習得されていること、さらに修士論文を提出して審査および最終試験に合格することが修了の要件となる。

(5) 思想文化学コース

哲学、倫理学を研究するのに必要な基礎知識と専門知識を体系的に習得した上で、人間の文化に対する深い洞察力を身につけていることが修了の要件である。

(6) 歴史文化学コース

今後更に学問を志すにせよ、社会に出てその知識を活かすにせよ、その基礎となる歴史学や美術史学の高い専門知識と方法論、加えて幅広く豊かな学識を体得していることが求められるとともに、所定の年限在学し、所定の科目・単位数を修得することが修了の要件である。

(7) 生活文化学コース

生活と文化に関する幅広く深い学識を備え、専門分野における研究能力と、高度な専門性を必要とする職業を担うための能力を習得していること、さらに真に豊かな生活への理解と実現に貢献できる能力を身につけていることが修了の要件となる。

(8) 舞踊・表現行動学コース

舞踊やスポーツなどの表現行動を理論的に分析するための高度な専門的能力と、幅広い教養と表現行動の実践に基づいた学際的で豊かな研究能力が着実に習得されていることが修了の要件となる。

(9) 音楽表現学コース

問題提起力・分析力・概念化能力・言語駆使能力や実技分野における技量など、高度な専門家としてのスキルを身につけ、そしてそれらを個々人として総合的にコーディネートして発信する能力が習得されていることが修了の要件となる。

人間発達科学専攻の学位授与の方針

所定の年限以上在学して、人間発達科学専攻が研究と教育の理念と目的に沿って設定した授業科目を履修し、基準となる単位を修得すること、および修士論文の審査と試験に合格することが学位取得の要件である。

修士論文については、主題に応じた適切な研究方法を用い、適切な論文の形式に則り、そのもとで適切な論述を行い、研究倫理の遵守に配慮し、当該の主題に関わる研究の進展に寄与し得る内容を含むことが求められる。なお本専攻では、修士(人文科学、社会科学、生活科学、学術)の学位が取得できる。

(1) 教育科学コース

教育科学の専門諸領域の知見と方法によって、人間と教育のあり方についての豊かで創造的な思考力と研究能力、および高度な専門性を必要とする職業を担うことのできる優れた能力を身につけているかどうかが、課程修了の基準となる。

(2) 心理学コース

心理学における専門的な研究能力とともに、人間の心の問題を多次元的、総合的に分析できる能力を身につけ、心理学の高度な専門性を要する職業を担いうることが課程修了の基準となる。

(3) 発達臨床心理学コース

発達臨床心理学の基礎的な研究能力と臨床心理学の諸分野に応じた研究能力を有すること、ならびに高度な専門性をもった職業に対応できる能力と倫理意識を身につけることが課程修了の基準となる。

(4) 応用社会学コース

幅広い視野に立った学識を備え、社会学の基礎的な研究能力、ならびに社会の諸問題(家族・地域、コミュニケーション、福祉、ジェンダーや格差など)を解明し得る能力を有することが、課程修了の基準となる。

(5) 保育・児童学コース

保育・児童学に関して幅広い視野に立った学識を備え、保育・児童学における研究能力、高度な専門性を要する職業を担いうる能力を身につけていることが課程修了の基準となる。

ジェンダー社会科学専攻の学位授与の方針

  1. 所定の年限以上在学し、所要の単位以上を修得し、必要な研究指導を受けることを学位授与の要件とする。
  2. 修士論文については、主指導、副指導教員による段階的指導を受け、年次ごとに定められた研究報告を行い、修士論文を完成し、修士論文審査基準に従い、①明確な問題意識のもとに、②適切な研究の目的・対象・方法・視座を設定し、③論文としての形式上の要件を満たすとともに、④研究倫理の遵守に配慮し、当該領域の研究の進展に寄与しうる十分な水準に達することが求められる。

なお本専攻では、修士(人文科学、社会科学、生活科学、学術)の学位が取得できる。

(1) 生活政策学コース

市民生活や家族生活等に関する諸課題を、グローバルでジェンダー・センシティブな関心を基礎におきつつ、社会科学の理論と方法論をもって解明し、社会の諸問題の解明とその解決に寄与しうる専門的研究能力、あるいは高度な職業能力を身につけることが課程修了の基準となる。

(2) 地理環境学コース

現実社会の諸問題の解明と解決に寄与するため、グローバル、ナショナル、ローカルなどを結びつけた地理的マルチスケールでの視点を備えた専門的研究能力、あるいは国際協力、異文化理解、環境教育などの実践的な能力を身につけることが、課程修了の基準となる。

(3) 開発・ジェンダー論コース

グローバルな視野とジェンダー・センシティブな学識を備え、創造的な研究活動を通して国内外の諸問題の解明とその解決に寄与しうる専門的な研究能力、あるいは高度な職業能力を身につけることが、課程修了の基準となる。

ライフサイエンス専攻の学位授与の方針

  1. ライフサイエンスの基礎から応用までを幅広く理解し、ライフサイエンスの諸分野における研究、または高度な専門性を必要とする職業を担いうる能力を身につけていることが課程修了に必要である。
  2. 所定の年限在学し、修士論文または特定の課題についての研究の成果の審査および最終試験に合格することを課程修了の要件とする。以上の方針に基づき、各コースにおいて以下の要件を満たした者に学位を授与することとする。

なお、本専攻では、修士(生活科学、理学、学術)の学位が取得できる。

(1) 生命科学コース

  • ① カリキュラム・ポリシーに沿って設定された科目を履修し、所定の単位を修得している。
  • ② 複数の指導教員による指導の下で修士論文を作成し、修士論文発表会で発表し、合格する。

(2) 人間・環境科学コース

  • ① 教育理念・目標にそって設定された授業科目群を履修し、所定の単位を修得している。
  • ② 各々の研究分野における十分な理工系学力を身につけていること。また、生活に関連した問題に対する課題設定、解決方策の考案・実現、および、その発表能力を有している。
  • ③ 複数教員の指導のもと修士論文を作成し提出する。具体的な課題に対し、情報を収集・分析するとともに、実験や設計、もしくは解析などを通じて、その解決方策を提示し報告する。修士論文発表会においてその内容を発表し、教員による審査および最終試験に合格する。

(3) 食品栄養科学コース

  • ① 食品栄養科学分野に関し、幅広い視野に立った学識を備え、専門分野における研究能力または高度な専門性を必要とする職業を担うために必要な能力を身につけている。
  • ② カリキュラム・ポリシーに沿って設定された授業科目について所定の単位を修得し、かつ修士論文の審査及び最終試験に合格する。

(4) 遺伝カウンセリングコース

  • ① カリキュラム・ポリシーに沿って設定された科目を履修し、所定の単位を修得している。
  • ② 指定された医療機関における遺伝カウンセリング陪席実習について規定の出席をしている。
  • ③ 以下の条件をすべて満たす、特定の課題についての調査研究論文の提出をして最終試験に合格する。
    a)遺伝カウンセリングの領域において、新規性、進歩性、有用性、独創性のいずれかが含まれた課題についての調査研究である。
    b)十分な文献調査や研究動向調査がおこなわれている。
    c)論文審査会において、調査研究内容を適切に発表し、質疑に正確に答えられる。
    d)論文としての体裁が整っている。

理学専攻の学位授与の方針

数学、物理科学、化学・生物化学、情報科学の分野における、専門知識、研究手法を身につけるとのカリキュラム・ポリシーに照らして、専攻科目等の習得及び研究成果が基準を満たすことを判定するために、以下のディプロマ・ポリシーに基づき、それぞれのコースで具体的な学位論文審査基準を定めている。なお、本専攻では、修士(理学、学術)の学位が取得できる。

(1) 数学コース

数学的素養の確立のための規定の科目の単位取得に加えて、専門分野における研究成果として得られた知識を学術的に集大成し論文の形にまとめて提出し、審査に合格したものに修士の学位取得を認める。

(2) 物理科学コース

規定の科目を履修することにより、その専門的な知識を習得することに加えて、物理科学的な手法を用いて行った研究結果を適切に考察することによりまとめた修士論文を提出し、審査に合格した者に修士の学位取得を認める。

(3) 化学・生物化学コース

当該分野の博士前期課程としてふさわしい学術的素養の習得のため、規定の科目の単位取得に加えて、専門分野における研究成果を学術的に集大成し論文の形にまとめて提出し、審査に合格した者に修士の学位取得を認める。

(4) 情報科学コース

自然科学分野の適切な方法を用い、的確な考察が提示されており、かつ情報科学の研究分野における研究の位置づけが示され、内容に十分な独自性が認められる研究成果をまとめた修士論文を提出し、修士論文発表会においてその内容を発表し、教員による審査および最終試験に合格した者に修士の学位取得を認める。

生活工学共同専攻の学位授与の方針

生活工学の意義を理解し、各研究分野で求められる理工系学力、専門知識、ならびに研究能力を身につけていることが課程修了に必要である。本共同専攻博士前期課程に2年以上在学し、共同専攻によって規定された履修要件のもと所定単位を修得し、かつ、複数教員による必要な研究指導を受けた上で、修士論文の研究成果の審査及び最終試験に合格することが学位授与の要件である。なお、本専攻では、修士(生活工学、工学、学術)の学位が取得できる 。

III 博士後期課程の学位授与の方針

比較社会文化学専攻の学位授与の方針

所定の在学年限と修得単位数を満たし、本専攻の教育理念と目的に沿った研究指導を受け、研究成果を審査のある学会等で口頭発表するほか、査読付きの論文を専攻で定めた基準以上発表し、在学期間年限内に博士論文の審査および最終試験に合格することが、課程修了の要件である。本専攻にあっては、研究者として自立して活動しあるいは高度な専門業務に従事するために必要な能力や知識を身につけているばかりでなく、高い倫理性と強固な責任感をもって、自らの研究を遂行する能力を身につけているか否かも求められる。なお、本専攻では、博士(人文科学、社会科学、生活科学、学術)の学位が取得できる。

(1) 国際日本学領域

国際的視野のもとに日本研究を進め、高度な専門性と豊かな学際的総合性をそなえた日本学を発信するに必要な、能力と学識を身につけていることが、修了の基準となる。

(2) 言語文化論領域

人文・言語科学系の学問を中心とした学術研究のための確かな基礎、国際的に通用する問題発見・解決能力、情報処理能力、コミュニケーション能力が着実に習得されていることが修了の要件となる。

(3) 比較社会論領域

いずれかの分野を軸とした高度な専門性と、豊かな学際的総合性をそなえた比較横断的な研究を発信するに必要な、能力と学識を身につけていることが、修了の基準となる。

(4) 表象芸術論領域

専門的かつ横断的に文化表象・表現に関する研究を進め、表象芸術論を人間理解・国際協力の媒介として社会に提言するのに必要な能力と学識を身につけていることが、修了の基準となる。

人間発達科学専攻の学位授与の方針

定められた年限在学して、当該領域の研究と教育の理念と目的に沿った研究指導を受け、かつ標準年限以内に博士論文の審査および試験に合格することが、課程修了の要件である。

本専攻では、博士論文の完成にむけて、年次ごとに定められた研究計画書、研究報告書を提出し、領域ごとに設定されるステージ制(教育ステージ、研究ステージ)のポイントを取得するなど、研究を計画的に進めることで、専門家としての能力を身につけることが必要である。博士論文では、博士論文審査基準に従い、①テーマ設定の適切性・明確性、②当該分野の学問的水準の理解と研究の位置づけ、③研究の独創性・発展可能性、④論文構成・論理展開・論述の妥当性、⑤研究倫理の自覚と遵守のそれぞれの点について、十分な水準に達することが求められる。本専攻では、博士(人文科学、社会科学、生活科学、学術)の学位が取得できる。

本専攻では、人間と教育、心理、発達、社会等のあり方について、研究者として自立して活動し、高度な専門業務に従事するために必要な能力や知識を身につけているだけでなく、高い倫理性と責任感をもって、自らの研究遂行能力を身につけているかも求められる。

(1) 教育科学領域

ステージ制で定められた必要条件を満たすとともに、研究者として自立して活動し、あるいは高度な専門業務に従事するために必要な能力や知識を身につけているかどうかが、課程修了の目安となる。

(2) 心理学領域

ステージ制における必要要件を満たすとともに、心理学における高度な研究能力や、人間の心の問題に関する優れて多次元的、総合的な分析力を身につけ、自立した研究者として創造的な研究を推進できることが課程修了の基準となる。

(3) 発達臨床心理学領域

所定の年限在学し、別に定めるステージ制における必要条件を満たすとともに、発達臨床心理学における様々な研究能力を身につけていることが課程修了の要件となる。博士論文については、当該分野の発展に寄与する新たな視点を提供するとともに、その臨床的適用と限界についても述べられ、また、研究倫理についても十分な配慮のなされていることが求められる。

(4) 社会学・社会政策領域

ステージ制における必要条件を満たすとともに、グローバルな視野に立った学識を備え、自立的・創造的な研究活動を通して公共政策上の課題を含む社会の諸問題を解明し得る専門的研究能力を身につけることが、課程修了の基準となる。

(5) 保育・児童学領域

ステージ制における必要要件を満たすとともに、保育・児童学における高度な専門的研究あるいは学際的総合研究の能力を身につけ、研究者として自立して研究活動を行い、高度な専門的業務に従事できる能力と学識を身につけていることが、課程修了の基準となる。

ジェンダー学際研究専攻の学位授与の方針

(1) ジェンダー論領域

  • ① 所定の年限以上在学し、所要の単位以上を修得し、必要な研究指導を受ける。
  • ② 博士論文については、博士論文審査基準に従い、①新たな知見を提出し、当該研究分野の進歩や社会の発展に寄与するものであること、②当該研究分野、及び関連分野の先行研究が十分にレビューされ、これを踏まえた上で、自らが取り組む研究の意義や独創性が明示されていること、③学術論文として適切な形式であるとともに、結論が論理的に導き出されていること、④研究倫理の遵守に配慮し、当該領域の研究の進展に寄与しうる十分な水準に達することが求められる。なお本専攻では、博士(人文科学、社会科学、生活科学、学術)の学位が取得できる。

ライフサイエンス専攻の学位授与の方針

  1. ライフサイエンスの基礎から応用までを幅広く理解し、ライフサイエンスの諸分野において研究者として自立でき、また指導的役割を担いうる能力を身につけていることが課程修了に必要である。
  2. 所定の年限在学し、博士論文の審査および最終試験に合格することを課程修了の要件とする。

以上の方針に基づき、各領域において以下の要件を満たした者に学位を授与することとする。なお、本専攻では、博士(生活科学、理学、学術)の学位が取得できる。

(1) 生命科学領域

  • ① カリキュラム・ポリシーに沿って設定された科目を履修し、所定の単位を修得している。
  • ② 複数の指導教員による指導の下で博士論文を作成し、博士論文発表会で発表し、合格する。

(2) 人間・環境科学領域

  • ① 領域の教育理念・目標に沿った研究指導を受け、かつ、所定の単位を修得している。標準修業年限内に博士論文の審査および最終試験に合格する。
  • ② 研究領域における十分な学力を身につけている。加えて、生活に関連した問題に対する課題設定、オリジナリティーや新規性に優れる解決方策の考案・実現の能力を有している。
  • ③ 学位論文においては、具体的現実的課題に対し、情報を収集・分析するとともに、実験や設計、解析などを通じて、その解決方策を提示し報告する。

(3) 食品栄養科学領域

  • ① 食品栄養科学に関する高度な専門研究や学際的総合研究のために必要な能力を身につけ、研究者として自立して研究活動を行い、あるいは高度な専門的業務に従事するために必要な能力と学識を身につけている。
  • ② 領域のカリキュラム・ポリシーに沿って設定された科目を履修し、所定の単位を修得している。また、複数の指導教員による指導の下で博士論文を作成し、博士論文の審査に合格する。

(4) 遺伝カウンセリング領域

  • ① 領域のカリキュラム・ポリシーに沿って設定された科目を履修し、所定の単位を修得している。
  • ② 認定遺伝カウンセラーとして資格を取得しており、実際の遺伝カウンセリングの基礎から応用までを幅広く理解し、実践でき、かつ遺伝カウンセリング実践の指導ができる。
  • ③ 遺伝カウンセリングの領域において研究者として自立でき、また研究面の指導的役割を担いうる能力を身につけている。

(5) 疾患予防科学領域

  • ① 領域の教育理念・目標に沿った研究指導を受け、かつ所定の単位を修得し、標準修業年限内に博士論文の審査および最終試験に合格し、かつ以下の能力を修得している。
  • ② 卓越した研究成果をあげており、疾患予防科学の発展に貢献できる研究能力を有している。
  • ③ 高い倫理観を有し、遺伝情報に関する社会的な課題を理解し適切に情報管理ができる。
  • ④ 個々の遺伝情報と医療機器・各種デバイスから生み出される大量の情報を解析・活用できる。
  • ⑤ コミュニケーション力が高く研究開発をマネジメントでき国際的に活躍できる。

理学専攻の学位授与の方針

数学、物理科学、化学・生物化学、情報科学の分野における、専門知識、研究手法を身につけカリキュラム・ポリシーに照らして、専攻科目等の習得及び研究成果が基準を満たすことを判定するために、以下のディプロマ・ポリシーに基づき、それぞれの領域で具体的な学位論文審査基準を定めている。なお、本専攻では、博士(理学、学術)の学位が取得できる。

(1) 数学領域

数学の各専門分野における研究成果、あるいは、学際的分野の高度な研究成果を集大成して論文として提出し、審査に合格したものに博士の学位取得を認める。

(2) 物理科学領域

物理学の各専門分野において、自らオリジナルかつ専門性の高い研究を行ない、国際的な審査つき学術雑誌などに公表できるレベルの研究成果をまとめて博士論文として提出し、審査に合格したものに博士の学位取得を認める。

(3) 化学・生物化学領域

化学・生物化学領域における各専門分野における研究成果、あるいは、学際的分野の高度な研究成果を集大成して論文として提出し、審査に合格したものに博士の学位取得を認める。

(4) 情報科学領域

現代の高度な情報科学を体系的に深く理解し、自立した研究者として情報科学の発展に貢献しうる能力または様々な領域に活用・応用しうる能力が習得されたと認められ、下記評価の観点のいずれかで優れた内容をもつものと認められるとき、博士論文として合格とする。

  • ① 情報科学あるいは応用数学に関わる重要な新しい結果を示している。
  • ② 当該研究領域を発展させる独創的な理論体系を作り上げている。
  • ③ 情報科学または応用数学の独創的な応用を与えている。

生活工学共同専攻の学位授与の方針

生活工学の意義を深く理解するとともに、各研究分野における十分な理工系学力、自立研究能力、指導的役割を担い得る能力を身につけていることが課程修了に必要である。本共同専攻博士後期課程に3年以上在学し、所定の単位を修得し、かつ、複数教員による必要な研究指導を受けた上で、博士論文の研究成果の審査及び最終試験に合格することが学位授与の要件である。
後期課程修了者には、新分野である生活工学を、現代社会において広く発展させる志と能力を有することが求められる。すなわち、生活関連課題の解決には、工学技術に、生活に根ざした生活者の視点を融合させることが重要であることを深く理解するとともに、具体的問題に対しての課題設定能力、新規性に優れる解決方策の考案・実現、および、発表能力を有していることが求められる。
学位種類に関しては、学生は、入学時及び各年次中間報告会の際、希望学位を提示するとともに、指導教員(主・副)はそれを研究内容とともに十分に検討し、相応しい科目履修を指導するとともに、適切な研究指導を実施する。さらに最終的に提出された博士論文の内容も考慮したうえで、以下の学位を授与する。

博士(生活工学)

人間とそれを取り巻く生活環境を深く検討した上で、現実的諸問題に対し生活工学的課題解決を提案・具現化し、それを工学並びに人間生活の観点から評価した研究。

博士(工学)

人間とそれを取り巻く生活環境を検討した上で、現実的諸問題に対し工学的課題解決方策を提案・設計・新規技術開発するとともに、その開発成果を技術的工学的観点から評価した研究。工学的観点から格段に高い新規性・有用性が求められる。

博士(学術)

人間とそれを取り巻く生活環境について、現実的諸問題に対し工学的課題解決を検討し、人間や生活に重点をおいて人間科学、社会学、歴史学などの観点から 総合的に評価した研究。

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