LA|現場の声|ことばと世界 9 コンピュータの言語
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淺井 健一准教授
     
ことばと世界 9
コンピュータの言語
クラス
 全学科
履修年次  1 〜 4年
授業形態  講義
単位数  2.0
学期  後期
曜日  水曜
時限  3.0〜4.0
教室  理学部3号館
 601室
毎年開講
ことばと世界 9 コンピュータの言語:浅井 健一 [理学部 情報科学科]
LA科目を担当して
 情報を専門としない人向けのプログラミングの授業は機会があったらやってみたいと思っていたんです。ただ、それにはいくつかクリアしなくてはならない条件があり、今回、それらがほぼ満たされたので LA で実践してみることにしました。
 授業では Scheme というプログラミング言語を使用して、簡単なゲーム作りを「企画」から「制作」まで行い、プログラミング=モノ作りの基礎を学びます。普通、プログラミングというと、乗り越えなくてはならない障害がいくつもあり、特に情報を専門としない人にとっては敷居が高いと思われがちですが、そこで挫折してしまうと、本当の楽しさ、難しさは分からないんです。プログラミング=モノ作りの楽しさは、もちろん出来上がった時の喜びもありますが、本当の楽しさ、難しさはそれを企画立案するところにあります。授業では DrScheme という統合環境上に作られたパッケージを利用することで、乗り越えなくてはならない厄介な障害を上手に回避して、モノ作りの一番おいしいところを体験します。それを通して論理的な考え方を身につけてもらおう、というのがこの授業の目的です。
 実際にはこういったことには個人差がありますので、物足りないと感じる学生にはもう少し難しいプログラムを考えて組んでもらいますし、つまづいた学生には個別に対応しています。文系の学生がついてきてくれているのがうれしいですね。ただ、そのためにももっとTAが欲しいですね。
学生の皆さんへ
 プログラムというのは、コンピュータを動かすための「命令」です。その命令は「論理的」でなければ破たんし、コンピュータは思ったようには動いてくれません。コンピュータをうまく動かすためには、まず「自分」が論理的に考えなくてはならないことに気づかされます。このような「論理的」な考え方は日常生活でも役に立つものです。日常的にだれもが計算をできるように、コンピュータプログラム=論理的な考え方をだれもがができるようになるべきだと考えています。この授業で是非身につけて欲しいですね。
学生のことば(潜入ルポ?!)
文1年: ちょっと難しいけど、TAの方が丁寧に教えてくださるので楽しいです。このゲームで遊ぶのが楽しみです。
理2年: 自分で考えることが多くて驚きました。ただプログラムすればいいというものではないところが難しいです。
文4年: 難しいところもありますが、TAの方がたくさんいて、わからなくなった時に聞きやすくていいです。
理2年: 自分が作りたいものを作る、ということが初めてなので、プログラムというより、作りたいものをどう作るかというところを考えるのが、思ったより難しいです。
TA: 文系の方からは意外な質問が出るので、こちらも勉強になりますし、みんなであれこれやり方を考えたりできるので、思ったより早く出来上がりそうです。
※ TA:ティーチングアシスタント、授業を補佐してくれる先輩の大学院生の方です。
取材(文・写真):教育企画チーム 野口香織
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