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お茶の水女子大学講堂「徽音堂」
リベラルアーツについて
学長挨拶
お茶の水女子大学 学長 室伏 きみ子
 お茶の水女子大学は、女性のための日本初の高等教育機関「東京女子師範学校」として1875年に設立され、その後、女子高等師範学校、東京女子高等師範学校として、女子教育を先導して来ました。第二次世界大戦後の1949年(昭和24年)には、諸先輩のご努力の結果、新制大学「お茶の水女子大学」となり、今年、創立140周年を迎えます。その間、学ぶ意欲を持って社会のために役立ちたいと望む女性たちのために、女子教育の先達として、道を切り拓いてきました。これまでに数多くの卒業生が、学術・研究、教育、産業、行政、報道など、多様な分野で、努力を重ねながら、優れた実績を挙げています。このことが、後に続く女性たちが活躍できる機会と場を、大きく広げてきたのです。
2004年の国立大学法人化に際して、お茶の水女子大学は、『学ぶ意欲のある全ての女性にとって、真摯な夢の実現の場として存在する』との標語を掲げました。そして、世界中の全ての女性たちの夢の実現を支援することを目指し、多様な文化と異なる価値観や考え方を持った人々と深く理解しあい、互いに切磋琢磨しながら、自らを成長させていくことのできる学園でありたいとの決意を持って、学びたくても学ぶことのできない開発途上国の女性たちをも含めた、グローバルな女子教育へと舵を切りました。その後さらに、「リベラルアーツ教育」、「リーダーシップ教育」など、特色ある教育システムを構築して、若い女性たちが、社会に貢献できる人材となるために自己を磨き、社会の中で自らが何をすべきかを知るための「学びの場」を提供してきました。
現在、私達を取り巻く世界は、大きな変化の時期を迎えて居り、社会環境が世界規模で変動する中で、人々の価値観や生活基盤が揺らいでいます。そのような状況下で、大学には、若者たちが自ら豊かな未来を創成するための道筋を見出し、課題を解決していく力を身に付けるための教育と研究が要請されています。お茶の水女子大学では、社会における人間の在り方やそれを支える制度、生命の営みとその仕組み、自然現象と物質の成り立ち、人間生活を支え健康と幸福を維持するための科学・技術や芸術など、幅広く多様な教育と研究が行われています。そして、それらの教育・研究を通して、広い知識と豊かな想像力を備え、公共人としての責任感を持って日本と世界の豊かな未来を創造する、優れた女性人材を育成するための努力を続けています。
さらに、グローバル化が進む社会では、複雑性・多様性を経験して多面的に自分自身と世界を見直し、自分とは異なる価値観や考え方を持った人々と深く理解しあうために、対話と実体験を重ねる学びが益々重要になっています。予測不能な未来に備えて、次世代を担う若者たちが、国の枠組みを超えて、多様な世界の同世代の人たちとのつながりを深め、信頼関係を築いて互いに切磋琢磨することがきわめて重要です。本学では、多様な価値観を持つ女性たちが共に学び合い、共生することによって、自己を磨き、真の国際人として活躍する力を培って行くことを願って、様々な取り組みを強化しています。
お茶の水女子大学は、将来にわたって、社会をリードし時代を作る女性たちを育て、卒業生達が、周囲の人々や社会に対して未来への希望と勇気を呼び起こす活躍をすることができるよう、140年の歴史と伝統を持つ高等教育機関としての役割を果たしていく所存です。
 (「学長からのメッセージ」より転載)
写真:大學講堂 徽音堂 (1935年建築 2006年改修)
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