LA|現場の声|ことばと世界 7 数理のことば
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真島 秀行教授
        
ことばと世界 7 数理のことば
クラス
 全学科
履修年次  1 〜 4年
授業形態  講義
単位数  2.0
学期  後期
曜日  水曜
時限  3.0〜4.0
教室  共通講義棟1号館
 202室
読替  数学パースペクティヴ
 (基礎講義科目)
毎年開講
ことばと世界 7 数理のことば:真島 秀行 [理学部 数学科]
LA科目を担当して
 この授業は基礎講義の「数学パースペクティヴ」という科目をLAに移行したものです。私は、この授業をガリレオの「ことば」の実質を伝えるための授業と位置付け、数学がいかに身近なところで使われるかということに気付いてもらおうと考えました。
 文系の学生にも自分自身が数学を使わなくとも実は数学の恩恵に浴していること、理系の学生にも系統的に習う数学がどのようなところで使われているのか、知ってもらいたいと思っているのです。ですので、この授業では「数学を振りかざさない」ことを心がけています。例えば、日常に関係する「数」や「数学」を取り上げるとかいったことです。また、授業では必ずアンケートを取って、文系の学生が取り残されたり、理系の学生が退屈したりしないようにしています。
 私はこの目的のため、どう学生に数学が潜んでいる事柄を提示しようかと考えると前の晩は、眠れないんですよ。夢中になってあれこれ考えていると、あっという間に時間が過ぎていて、外が薄明るくなっていたり、気付くと机で眠っていたり(笑)
 今のところ、文系の学生は何とかついてきてくれているように感じます。理系の学生は、異なる視点でものを見るようになってきているようです。嬉しいことですね。  
学生の皆さんへ
 世の中には虹、暦、地図、インターネット取引など、私たちの日常のありとあらゆるところに数学があふれています。そして、森羅万象に数学が関わっているんです。文系の学生には、数学の嫌いな学生もいると思いますが、私たちは誰でも生きていく中で数学の恩恵を受けているんです。それに気付いてほしいですね。
授業(潜入ルポ?!)
  この日は天才数学者を描いた映画「A beatiful mid」の一部、主人公が日常で気付いたこと - ネクタイのデザイン、男女のカップルが成立する理論など - を数学的に説明しているシーンなどを鑑賞したり、「目で見る数学(附属図書館LAコーナー)」を参考に、時間を計るものとしての時計の正確さへの道のりなど、日常において如何に数学が関わっているかをわかりやすく解説していただきました。
 日常のそんなことまで数式で説明できるのかと、半ば圧倒されつつ、先生の活き活きとした表情が印象的な授業でした。
取材(文・写真):教育企画チーム 野口香織
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