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お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 自然・応用科学系 教授:吉田 裕亮 |
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科学教育分野における研究指導に関する調査 |
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研修概要
2010年10月1日から10月12日までの期間、文部科学省 特別経費「学生主体の新しい学士課程の創成」事業による教員海外派遣・調査研修として、海外派遣研修を実施した。滞在先はコペンハーゲン大学・理学部・科学教育学科、受け入れ担当教員は同学科の Carl Winslow 教授である。
本研修では、科学教育分野における研究指導に関する調査を主たる研修課題とした。課題には分野として、科学教育を挙げたが、もっと一般に、理論理系分野における大学院生に対する修士論文指導の手法の調査を目的とし、その手法の良い点を取り込み、今後の研修者自身の論文指導に活かすことを目標として研修を実施した。 |
滞在先で行った調査研究の主な内容は以下の通りである。
・受け入れ教員の行う大学院生ゼミナールへの参加ならびに調査
・本学大学院生の学生自身による研究成果発表およびその研究内容に関する討議
・研修者とWinslow 教授との共同研究論文に関する研究討議
・コペンハーゲン大学・科学教育学科が参加している修士 double degree 制度の調査
・若手教員・ポスドク研究生への大学での授業方法についての授業科目に関する調査
・コペンハーゲン大学・サイエンスキャンパス・数学研究所における研究連絡 |

科学教育研究所入口 (銘板脇にて) |
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