京都大学女性研究者支援センター移転に伴う 開所記念式典・交流会に出席しました。
4月25日(水)10時半から、小雨に煙る京の空のもとで、京都大学女性研究者支援センターの移転による開所記念式典、見学会、交流会が行われ、本学の女性研究者支援プロジェクト推進室から藤枝修子特任教授が出席しました。
京都大学では、昨年9月に大学本部棟の1室に仮事務室をおき、相談窓口の開設、病児保育室の設置、「出産・育児・介護」中の女性研究者に対する補助などの活動を行ってきましたが、このたび、元官舎の建物を改修して新しい女性研究者支援センターの建屋ができました。
当日は、平成18年度文部科学省科学技術振興調整費による女性研究者支援モデル育成プログラムの採択を受けた全国の10大学のうち、5大学の関係者が顔を合わせ、交流会の時間には各大学の活動状況などについて真剣に質疑応答が行われ、また、貴重な情報交換を行いました。共学大学から見た女子大学の取り組み、特に「勤務時間9時―5時」の実現にも高い関心が示されました。
ちなみに、出席者は、米永一郎教授(東北大学女性研究者支援室)、村田晶子教授(早稲田大学文学学術院)、安部芳絵客員講師(早稲田大学女性研究者支援総合研究所)、遠山嘉一客員教授(日本女子大学女性研究者マルチキャリアパス支援プロジェクト推進室長)、藤枝修子特任教授(お茶大)のゲストに加え、主催者の京都大学からは、塩田浩平教授(女性研究者支援センター長)、落合恵美子教授(女性研究者支援センター「京都大学モデル」就労形態検討WG主査)、齋藤啓子助教(育児・介護支援事業WG主査)、伊藤公雄教授(広報事業WG主査)、小嶋浩嗣準教授(研究戦略室Program Officer 女性研究者支援センター担当)、登谷美穂子特任教授(女性研究者支援センター)、西村いく子教授(メンター、カウンセラー)などが出席されました。
このほかに「京都大学モデル」推進室には、相談事業WGと地域連携事業WGがありました。病児保育室の見学会もありました。今後、京都大学で学会などが開催される際には当センターをご利用下さいとのことでした。
京都大学女性研究者支援センターHP
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京都大学女性研究者支援センターと交流会での意見交換の状況
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