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ヴァッサー大学（米国）との協定調印式、帰国報告

　本学初の男子留学生率いるヴァッサー大学日本語・日本文化短期研修がすでに始まっていますが、6月1日ヴァッサー大学にて本学との協定調印式が開催され、本学からは郷学長、羽入副学長、そして平野（国際交流室　講師）が出席しました。調印を終えた後、両大学学長からスピーチがあり、今後活発な交流を行なっていくと共に、双方の協働関係を強めていく意向が示されました。
　調印式の後、学内の学長邸(President's House)にて昼食会が催されました。昼食会では、両大学の歴史・特徴、国際交流状況や力を注いでいる研究・教育領域等に関して活発な情報・意見交換が行われ、非常に有意義な時間を過ごさせていただきました。ヴァッサー大学学長及び先生方とのお話は大変刺激的であり、多くの優秀な学生を輩出する米国リベラルアーツカレッジについて、様々なことを学ぶことができたと感じています。昼食会の最後に、ヴァッサー大学日本語・中国語科長のチュー先生が、この度本学でヴァッサー大学の夏期研修が実現したことに対する感謝の気持ちを述べられ、両大学間で国際交流の第一歩を踏み出せたことに感動の気持ちで一杯になりました。
　昼食会の後、日本語・中国語科の学生ピーターさんがキャンパスツアーをしてくださり、校舎は勿論のこと、学内のチャペル、美術館、庭園、学生寮（全寮制の為、多くの学生寮が学内にあります）等、広々としたキャンパスの要所を丁寧にご説明くださいました。ピーターさんは、事前にキャンパス内の建物等について調べた上で、ツアーの道順や説明内容を考えてくださったそうです。
　ヴァッサー大学はニューヨーク市から120km北にあるポーキプシー(Poughkeepsie)という町にあり、キャンパスがとても美しく、現代の喧騒をすっかり忘れてしまう程優雅で壮大な雰囲気を醸し出しています。創立以来、校舎の増築を進めてきたそうですが、新旧の建物が上手く共存しており、キャンパス全体の雰囲気がとても素敵でした。今後は、協定に基づいた交換留学が可能となります。両大学間の活発な学生交換を期待しています。

※すでに、学生の交換制度はスタートして、ヴァッサー大学の学生が本学で勉学しています。
　詳しくは、Topics「女子大キャンパスに米国人男子学生？」に。（http://www.ocha.ac.jp/news/h180601.html）