本園の教育

教育の目的

  • お茶の水女子大学附属幼稚園は入園した幼児を保育して、心身の発達を助ける事を目的としています。
    とくに、つぎのような子どもに育てようとしています。

    • からだがじょうぶで、元気がよい。

    • 自分のことは自分でする。

    • 友達と仲よく遊ぶ。

    • ものごとにいきいきした興味をもつ。

    • 思ったことははっきり話し、人の話をよく聞く。

    • 創意工夫したことを楽しんで表現する。

  • 本幼稚園は、お茶の水女子大学の附属として、幼児教育の理論と実際に関する 研究をします。

  • 本幼稚園は、お茶の水女子大学学生にとっての保育、教育の実習と研究の場で もあります。

  • 本幼稚園は、研究や保育の実際を公開して、幼児教育の進歩向上に貢献します。


教育の姿勢

本園では、幼児期の特性をふまえ、それぞれの幼児が自分でやりたいことを見つけ、自分から人やものや環境にかかわって遊びに取り組んでいくことを重視しています。従って一日の過ごし方はその子どもの興味や関心によってそれぞれに異なります。幼児一人ひとりの思いに沿った生活の自然な流れを大切に考え、同じことを同じ時にどの子どもにも教え込むようなことはしていません。その時々に、一人ひとりに合わせた指導を行って、個々の子どもの興味や意欲、自ら考え行動する姿勢を育てようとしています。また、教師との信頼関係を基盤に友達とかかわり、気持ちを伝えあいながら、仲間と共に生活する楽しさや、充実感を十分に味わえるようにと考えています。様々なものや人とかかわりながら自分を表現し、自我を形成するとともに、自分を取り巻く社会の一員としての感覚を養っていきます。