LA|現場の声|生活世界の安全保障 24 リスク管理(演習)
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科学と社会事例研究授業風景
     
生活世界の安全保障 24
リスク管理(演習)
クラス
 全学科
履修年次  1 〜 4年
授業形態  演習
開講日  前期・後期 水曜
 11.0〜12.0
教室  シラバスで確認
 してください。
H奇数年度開講
生活世界の安全保障 24 リスク管理(演習)(毎年開講)増田 優 [ライフワールドウォッチセンター]
学生の皆さんへ
 この科目は Life World Watch Center (増田研究室)が事務局となって開催している「知の市場」より、4つの科目(前・後期各2科目)から選択し、受講するものです。
 「知の市場」とは、実社会に根ざした「知の世界」を構築するための公開講座です。したがって大学の枠を超え、自分とは異なる人たちと共に学ぶことのできる、そして体系だった勉強をする場です。色々な人とのやり取りをきっかけに、良・悪が混在しているモノをみて、各分野の理解を深めてほしい。
 生活の安全保障とは、生涯にわたり生活が成り立つようにすることである。そのためにも社会のそれぞれの現場で活動する人々に接して、ぜひ皆さんも自身の「知」のバージョンアップを目指してください。
【前期開講】
・サウジアラビア特論
サウジアラビアが我が国にとって最大の供給国である石油の供給は、経済・産業活動のみならず、国民生活の安全保障にとって最重要課題の一つである。サウジアラビアは世界最大の石油資源保有国として穏健な価格政策で石油市場の維持拡大を目指し、石油市場の安定性を確保しようとしている。こうした石油政策は無資源国である日本として尊重すべきものであり、日本はサウジとの貿易・投資関係の拡充を通じて互恵的な関係に立ち得る。今日サウジアラビアは人口爆発、若年層比率の急増を背景に、雇用機会の創出、教育訓練プログラムの拡充、女性の社会進出の確保という喫緊のニーズを抱える。戦略的互恵関係の強化を両国の将来関係の基礎に位置づけ、多様な分野で重層的な関係を構築することが重要である。

・規範科学事例研究1
膨大に集積した知をより幅広い世界で社会変革のために活用する必要性が叫ばれている。20世紀末にそれまでの好奇心や欲望に動かされる科学研究や技術開発に対して社会のための科学(Science for Society)、政策のための科学(Science for Policy)が提唱された。規範科学(Regulatory Science)はこうした潮流の中に位置づけられ、科学的方法論と知的説得を重視することにより、諸々のリスクの顕在化を未然に防止することを目指す。規範科学の文理融合的な特徴を踏まえながら、社会に影響をもたらすリスクの具体的な事例を検証しながら、その意味と意義を論ずる。

【後期開講】
・法学入門
現代人にとって法律の基礎的素養は不可欠である。本講座は、法学の学習経験のない社会人・学生を想定する。法律の学習に際しては、具体的な状況を想定しつつ、そのなかで基本的な法理を理解するよう試みることが望ましい。本講座では、個人の生活の各場面での法律関係をとりあげながら、そのなかで基本的な法律(民法、会社法、刑法など)の考え方を学ぶという方法を試みる。

・化学物質総合経営学事例研究1
化学物質のリスク管理については、1970年代から先進国の集まりであるOECD (経済協力開発機構) で論じられてきた。その後1992年のUNCED (国連環境開発会議) でアジェンダ21第19章が合意されたのを契機として、世界各国が化学物質管理能力を抜本的に強化する努力を続けている。化学物質総合管理に係る国際協調活動の取組みを紹介しつつ、化学物質のもたらすリスクを社会全体で総合的に管理する能力を強化するうえで重要な役割を果たす企業の自主管理の実態を検証し、社会の化学物質管理能力を向上させるために必要な課題について論考する。

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