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松﨑真実さんがヤマハ音楽振興会から研究活動支援を授与

大学院人間発達科学専攻、保育・児童学コース博士後期課程3年の松﨑真実さんが、2013年3月から2014年2月にかけて行われる自身の研究で2013年度の研究活動支援を授与されました。

音楽を科学的あるいは社会学的視点から考察した研究への支援である「研究活動支援」は、物理学や医学等、応募者の専門分野も多岐に亘り、毎年バラエティに富んだテーマが寄せられますが、その中でも特に個性的で新しい研究が選ばれております。


受賞した研究は以下の通りです。
研究テーマ:幼児の歌記憶に音楽要素が与える影響 脳波PSD法による検討
幼児期の音楽学習によく用いられる「歌」の構成要素のうち、「旋律」「和声」「リズム」「歌詞」のどの要素が記憶に影響を与えるのかを母語と外国語の歌のマッチングを行い調べると同時に、記憶活動中の脳波を分析することにより、音楽記憶課題におけるPSD(パワースペクトラム密度)の違いを検討します。この研究を通して、幼児教育における歌唱のよりよい提示方法を考えていきたいと思っています。
修了者の集合写真

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