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公開シンポジウム「教育の質保証
 — 4つの大学の取り組みから」を開催

 2010年2月13日 、公開シンポジウム「教育の質保証 -4つの大学の取り組みから」が、お茶の水女子大学にて開催された。本シンポジウムは平成21-23年度大学教育推進プログラムとして採択された「多次元的な学士力養成を担う総合的学修支援」事業の一環として行われたものである。 北は北海道から南は鹿児島まで様々な地域からの参加者があった。 シンポジウム開催告知後、約3日間で参加定員(60名)が満員になったことからも、本シンポジウムへの関心の高さがうかがえた。
 シンポジウムでは、次の3大学から4名の講師を招聘し、本学の取り組みを加えて各大学の実践や構想等が紹介された。九州大学から高等教育開発推進センターの副島雄児教授、京都大学から高等教育研究開発推進センターの半澤礼之助教、田口真奈准教授、北海道大学から高等教育機能開発総合センターの安藤厚教授、加えて本学から教育開発センターの半田智久教授の5名である。九州大学副島教授からは全学部の科目履修を可能にした「21世紀プログラム」の成果が報告された。京都大学半澤助教、田口准教授からは若手研究者によるFDネットワーク構築が地域、国内、国際といった3つゾーンで作られつつある経緯が説明された。北海道大学安藤教授からは成績公表制度による改革がもたらした変容が、本学半田教授からは、新たに導入を計画している複数プログラム選択履修制度およびそれに対応させたカラーコードベンチマークやファンクショナルGPAに関する構想が語られた。本シンポジウムの内容に関してはお茶の水女子大学教育開発センターのホームページにて後日公表される予定である。


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