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第3回 学生と教員でつくる文理融合リベラルアーツFDフォーラムを開催

 1月20日、「第3回学生と教員でつくる文理融合リベラルアーツFDフォーラム」として、学生9名、教員5名が登壇し、文理にまたがる現代世界の鍵となるテーマにそった科目群、全五系列(「生命と環境」、「色・音・香」、「生活世界の安全保障」、「ことばと世界」、「ジェンダー」)について、受講した学生からの意見や提案をうけ、今後の授業効果の改善について考えるフォーラムを開催した。これは、特別教育研究経費で採択された「文理融合21世紀型リベラルアーツの創成と展開」事業の一環として行われた。
 この事業は、文理融合リベラルアーツ科目群を核として、知識そのものの基礎であり、生涯を通して「自在に(リベラル)」つかえる「技(アーツ)」としての現代教養教育(「21世紀型リベラルアーツ」)を創成し、これを「切り口」として知識と経験を広げ、主題を領域横断的な視野で展望し、根源から理解することをゴールとする教養教育プログラムである。また、講義と演習・実習・実験を組み合わせることで、読み・聞き・書き・語り・計り・作るという六つの能力を養成し、21世紀に必要とされる、発信・交渉能力、変化に対応する判断力を養う教養教育を築くことを目的としている。
 本学では、平成20年度より文理融合リベラルアーツ科目群として、「生命と環境」「生活世界の安全保障」「色・音・香」の三系列を開講し、「ことばと世界」「ジェンダー」の二系列を本年度より開講(2年間で1クール)、これにて全五つの系列が完成した。これを踏まえ、今回のフォーラムでは、第一部として、それぞれの系列の授業を複数受講した学生からの意見や提案を発表、第二部として教員による「系列として目指すもの」を各系列から発表し、学生と教員による忌憚ない討議が展開された。参加者は学生・教員、一般併せて45名。



開会挨拶で「文理融合21世紀型リベラルアーツの創成と展開」事業の有意性を述べる耳塚寛明理事・副学長(教育機構長)

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