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　林美木子さん（生活科学部生活工学2000年卒業、大学院博士前期課程ライフサイエンス専攻2006年修了）は世界で16名採用のうち、アジアで1名採用という欧州連合（EU）科学技術フェローシッププログラム（マリー・キュリープログラム）のEPISCON（European PhD in Science for Conservation）奨学生試験に2006年に合格。2006年9月来イタリアボローニア大学に在籍しイタリア国立研究院樹木･木材研究所、文化財研究所、並びにルーマニアのアレキサンドル・イオン・クーザ大学で研修を重ねました。
　その結果「板絵の保存処理に係わる化学、物理、構造的特性の研究」という研究題目で博士の学位を取得し、2009年11月3日、無事帰国をいたしました。