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ソウルで開催された二つの国際会議で郷学長が講演しました

 10月21日から24日にかけて韓国(ソウル)で開催された国際会議、「世界女性フォーラム2008」(2008.10.21−23 於:Sheraton Grand Walkerhill)、「2008年 学長会議」(2008.10.24 於:梨花女子大学)に郷学長が参加し、それぞれの会議において、日本における女性科学者、女性研究者の現状、現在の取り組みについて講演しました。

 「世界女性フォーラム2008」(World Women's Forum 2008)は、今回で二回目の開催であり、"'Women as Agents of Change: Building a diverse and sustainable future−'The 21st Century is the century for women'"をテーマに、二日間にわたって、多岐にわたる視点から、現在われわれが抱える多くの課題について活発な議論が闘わされました。
 郷学長は、Envisioning a New World: University and Higher Educationをテーマとしたセッションで、Ehwa, SOAS, North-West, Stephanの各大学総長とともに講演しました。講演のテーマは"Innovation of Societies: Japan Changes Women Situation in Science and Technology"。この講演で郷学長が示したお茶の水女子大学の具体的な取り組みに対してはフォーラム参加者から多くの関心が寄せられていました。
 このフォーラムは、 MBC / Ewha Womans University / Seoul Metropolitan Cityの共催であり、参加者も700名を超える大規模な会議で、国の要職にある方々の挨拶からは韓国の国際的な関心の強さが感じられました。



 国際フォーラムの翌日、梨花女子大学で開催された「学長会議」では、"The University's Contributions Toward Gender Equality"というテーマで、特に本学で行っている女性研究者支援の取り組みを郷学長が講演しました。この会議では、梨花女子大学の学生が講演した学長を囲んで討論するプログラムが組まれており、郷学長は自らの女性科学者としてのキャリアについて熱く語り、科学者を目指す学生たちが目を輝かせてそのお話に聞き入っていた姿が印象的でした。


 今回の二つの国際会議を通して、海外で活躍している多くの日本人女性にも出会い、また、本学で学び韓国で活躍されている多くの留学生が400名近くもいらっしゃることも知りました。お茶の水女子大学がさらに国際的なネットワークの中に位置づくことの意義を痛感する機会でもありました。

 郷学長は国際会議の合間に複数の韓国メディアの取材を受け、その内容は以下のサイトに掲載されています。

【郷学長のインタビュー記事】
  朝鮮日報
  毎日経済新聞
  NAVER 1
  NAVER 2
  NAVER 3
  NAVER 4
  NAVER 5
【国際会議を報じる記事】
  東亜日報
  中央日報
  韓国日報
  韓国経済新聞
  プライム経済新聞ニュース
  ソウル新聞
  ヘラルド経済新聞
  デジタル・タイムス
  世界日報
  アジア経済新聞
  NAVER 6
  NAVER 7

(副学長 羽入佐和子 記)

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