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郷通子学長が『第8回　日本進化学会賞／木村資生記念学術賞（木村賞）』を受賞！

　8月23日、東京大学駒場キャンパスで行われた第10回　日本進化学会総会において、本学郷通子学長が『第8回　日本進化学会賞／木村資生記念学術賞（木村賞）』を受賞されました。受賞の対象となった「タンパク質の立体構造と遺伝子の構造の進化的起源に関する研究」は、多種多様な生物のプロテオーム解析などが進んでいく中で、タンパク質の機能や構造の進化について研究を推進しようとする際の限界を明らかにするとともに、その限界を超えて何をなすべきかという重要な理論的枠組みを提出し、タンパク質立体構造、機能と進化、そしてタンパク質分子進化研究全体の背景に新たな視点と論点をもたらしたものです。郷学長は、この分野の理論を活性化させるとともに自らも大いに研究を進められ、タンパク質の立体構造と遺伝子の構造の関連に関する世界的な議論に大きな影響を与えました。同時に開催されました第10回　日本進化学会大会における郷学長のポスター発表に対しては、「ポスター賞」も贈られました。

　「公益信託進化学振興木村資生基金」は平成16年12月に発足。進化学や関連する分野において、顕著な業績をあげられた研究者に、故木村資生博士の当分野の世界的な業績を記念して「木村資生記念学術賞(木村賞)」が贈られるものです。

　【関連サイト】
　　日本進化学会ホームページ

第8回　日本進化学会賞	木村資生記念学術賞（木村賞）