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社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム「理科教育支援者養成事業」が採択されました

 平成19年度文部科学省「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」に申請していた「理科教育支援者養成事業」(理工農系分野)が採択されました。
 現在、小学校をはじめとする教育現場では、実験補佐や教材開発ができる人材(理科教育支援者)が強く求められています。一方、社会人、退職技術者、大学(院)生等に、当該職種で活躍したい強いニーズがあります。しかし、実験スキルやITスキルの欠如、または教育現場の現状や課題についての知識が不足しており、再チャレンジが進んでいません。この状況に対応する為に、お茶の水女子大学は、文部科学省「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」に申請し、「理科教育支援者養成事業」が採択されました。
 本事業では、本年度から3年間で、カリキュラムの開発と実施を行い、さらに理科・情報教育支援者認定システムの開発により、社会人の再就職やキャリアアップ に結びつける実践的取り組みを進める予定です。
 また、さまざまな受講者に対してきめ細かい対応を行うために、以下3段階のレベルでカリキュラムの開発とスキルレベル測定法や資格認定制度開発を行います。すなわち初級では「学習アドバイザー」希望の一般社会人対象、中級では「理科支援員」「理科教材開発者」希望の退職技術者や大学生、企業人対象、上級では「理科支援員コーディネーター」希望の退職教員や大学(院)生を対象とします。なお本事業は、東京都北区教育委員会、全国小学校理科研究協議会、社団法人日本理科教育振興協会との連携体制で実施します。

参照:文部科学省HP(選定結果)

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