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郷学長から学部1年生にノートパソコンを貸与

　6月4日（月）に郷学長から学部の1年生にノートパソコンが貸与されました。
　情報教育担当の先生から、学内無線LAN利用のための設定やパソコンの管理方法について説明がありました。
　お茶の水女子大学では、平成20年度から「21世紀型文理融合リベラルアーツ教育」プログラムを本格的にスタートするに備え、19年4月の学部入学生全員にノートパソコンを無料で貸与することになりました。
　同プログラムの狙いは、知識や技術の専門化・多様化と社会のグローバル化が並行して進んでいる現代社会において、高度な教養に加え、発信し交渉する能力、領域横断的な視野、変化に対応する判断力をもった学生を育成することにあります。文系・理系にまたがるテーマにそって、講義・討論・発表・実験実習・演習を組み合わせた科目群をつくり、多面的な学習を通じて、読み・聞き・書き・語り・作るという5つの能力を養成していくことが基本を成しています。その際不可欠なのがパソコンの活用であり、情報教育です。それは、パソコンを自在に使いこなす手法を習得することによって、新たな情報化社会を切り拓く能力を学生が身につけることを意図しています。
　貸与されたパソコンは学生自らがセットアップやアプリケーションのインストールを行い、「自分仕様」のパソコンを作っていくことになっています。この諸作業も、教育の一環として考えており、20年度入学者にも同様に貸与する予定です。
　なお、この事業については、旺文社　螢雪時代7月号（キャンパスNEWS　p213）に掲載されました。