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文科省「新教育システム開発プログラム」に本学が採択される

　文部科学省の「新教育システム開発プログラム」(第二次公募) に、耳塚寛明教授が中心となって、本学が提出したプログラ ム「学力格差の発生メカニズムの解明と格差是正方策の研究」が採択されました。
　「新教育システム開発プログラム」は、将来の制度改正を見据えて、 新しい教育システム導入の可能性の検証を目的とした調査研究をおこなう文部科学省の新規事業です。今回は39件の応募があり16件が採択され、そのうちの一つが本学が応募したプログラムです。
　実施期間は平成18年度を含めて3年間で、初年度の今年は、予備調査年として本プログラムに1800万円ほどの予算がおりる予定です。研究内容は、家庭的背景、学校特性、地域特性によって学 力格差が発生するかどうか、発生する場合はそのメカニズムがどういうものかを調査研究し、格差是正に有効な方策を、国と地方の教育政策、また学校運営や指導法改善などのレベルで探求して、研究成果を、社会 に提言していくものです。このプログラムは、文教育学部の耳塚寛明教 授が中心となって、同学部の小玉重夫助教授、浜野隆助教授がおこなっていきます。
　「新教育システム開発プログラム」は、学校の外からの提案を盛り込んで、義務教育分野では例のない公募方法によってアイデアを募集したものです。教育という本学の重要研究テーマにおいて、大学・学校・社会をつなぐ貴重な研究がはじまります。