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お茶の水女子大学　ワンガリ・マータイさんへ名誉博士称号を授与

• 　お茶の水女子大学では、去る２月19日、ワンガリ・マータイさん（ケニア共和国環境天然資源野生生物省副大臣）に本学で6人目となる名誉博士称号を授与した。ワンガリ・マータイさんは、1977年から27年間にわたり、「グリーン・ベルト運動」と呼ばれるアフリカでの植樹計画を推進。この運動は、貧困に加え、環境破壊が進むアフリカで、仕事のない貧しい女性を集め、最初は７本の植樹活動から進めたもので、現在アフリカの20か国以上で約3000万本の木が植林された。また、2004年にアフリカ女性初のノーベル平和賞を受賞している。環境、人権、女性の権利に積極的に取り組むマータイさんの活動は、本学が推進する女性の役割モデルにふさわしいものとして、名誉博士の称号を授与することとなった。
  
  　授与式では、本田学長より名誉博士称号を授与し、学生が花束、大学の校歌をしるした扇、ひな人形を贈呈した。マータイさんからは「女性の大学であるお茶の水女子大学より、名誉博士称号を頂いたことは、私にとって意義のあることであり、また大変感謝しております。」とのコメントを頂いた。
  
  

本田学長（左）とマータイさん（右）