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カラビアス教授へ名誉博士称号授与

• 　お茶の水女子大学は10月25日、今年度のコスモス国際賞を受賞されたフーリャ・カラビアス教授（メキシコ国立自治大学理学部）に同大で4人目となる名誉博士称号を授与した。カラビアス教授は、つねに途上国の立場から全地球的な環境問題を考え、自然と人間の共生の道を切り開いてきたその活動と業績により今年度のコスモス国際賞をされ、その姿勢は、同大が掲げる女性役割モデルにふさわしいとして、名誉博士称号の授与となった。
  
  　同日、大学講堂にて「コスモス国際賞受賞及びお茶の水女子大学名誉博士称号授与記念講演会・シンポジウム」が開催された。一般・学生・教職員、約７５０名が出席する中、地球の自然環境の変化についてカラビアス教授が講演され、その後、「カラビアス教授の世界」と題して、パネリストによるシンポジウムが行われた。講演会では、同時通訳（日英）のレシーバーが参加者へ配付され、参加していた同大附属の中学生や高校生も熱心に聞き入っていた。
  
  

	名誉博士称号を授与する本田学長(左)とカラビアス教授(右)
記念シンポジウム 左から 中村桂子(JT生命誌研究館館長) 鷲谷いづみ(東京大学教授) 藤本彰三(東京農業大学教授) 黒田大三郎(環境省自然環境計画課長) カラビアス教授

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