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徽音祭企画シンポジウム「21世紀を拓くOchanomists」を振り返って

徽音祭実行委員 催し物部局担当
文教育学部人文科学科2年 金高 有希

 徽音祭のシンポジウム「21世紀を拓くOchanomists 〜恋愛・キャリア・国際貢献〜」は「女性と仕事の未来館」、お茶の水女子大学女性支援室、同徽音祭実行委員会の協力のもとに企画され、徽音祭初日である11月13日に開催された。

 当初観客の入りが心配されていたが、当日は天気にも恵まれ、一般のお客様から本学の教員や学生、附属校の先生や生徒に至る様々な顔ぶれの140名に上る入場者で教室が埋まり、大変うれしい思いをした。

 シンポジウムの内容であるが、まず司会者である、女性支援室の河野先生のご挨拶で幕が開け、続いてゲストの意見発表となった。特別ゲストの柴門ふみさんは主として恋愛、「女性と仕事の未来館」館長の渥美雅子さんは仕事、本田和子学長は国際貢献、そして学生シンポジストである言語文化学科の吉田有希さん、石川諒子さんは自分達の将来やお茶大について、それぞれの意見を述べた。それらの思慮深くかつ魅力に富んだ言葉に観客は熱心に耳を傾けていた。諸シンポジストらのユーモア溢れる発言に、会場が笑いに包まれるシーンも度々見られた。また、質疑応答の時間には活発な質疑応答が繰り広げられた。

 後になって思えば改善の余地はたくさんあるが、総じて今回のシンポジウムは終始熱気と集中力にあふれた、濃度の高いものとなった。学生の祭である徽音祭の中で行うということで、当初より考えられていた「学生色を濃く打ち出そう」という意図は、学生によるポスターデザインや「Ochanomists」という造語、個性的な学生の登壇など、様々な点に表れていたのではないだろうか。

 このシンポジウムの成功は、夏休み前から話し合いを進め準備して下さった河野先生、水村先生、前田先生、富永先生、企画広報課の方々、当日お手伝い頂いた女性支援室の方々、お茶の水学術事業会の方々、お忙しい中ご出演頂いたゲストの方々、そして徽音祭実行委員の尽力の賜物である。この場を借りて感謝の意を述べたい。私個人としては、他の仕事に手一杯になり、多くの人にご迷惑をお掛けしてしまったことが心残りだが、今回徽音祭実行委員をやり、この企画に携わったことを後悔はしていない。学ぶことも多く、知り合いも増え、この上なく貴重な経験となった。

 最後に、今回の企画は大学側と学生の共同企画という画期的な試みとしても成功であったと思う。これからこういった形の企画が増えていくことを期待したい。

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