イベント情報

第5回 国際日本学コンソーシアム「「日本」とはなにか」

国際日本学コンソーシアムは、世界の日本学研究の拠点である8大学から教員および大学院生を迎えて、国際的・学際的なジョイントゼミを行い、日本学研究および教育の世界的ネットワークを構築するものです。みなさまのご参加をお待ちしています。

 

日時: 2010年12月13日(月)〜14日(火)
場所: 13日 人間文化創成科学研究科棟6階 大会議室(607室)(日本文化部会)
14日 文教育学部1号館1階 大会議室(日本語学・日本語教育学部会)
人間文化創成科学研究科棟6階 大会議室(607室)(日本文学部会、全体会)
参加大学: ロンドン大学東洋アフリカ研究院SOAS(英国)、国立台湾大学(台湾)、
カレル大学(チェコ)、淑明女子大学校(韓国)、 同徳女子大学校(韓国)、
北京外国語大学北京日本学研究センター(中国)、パリ第七大学(仏国)、
パデユー大学(米国)、お茶の水女子大学(日本)
主催: 比較日本学教育研究センター
「女性リーダーを創出する国際拠点の形成」プログラム
日程: 12月13日(月) 第1日目
10:30 開会式
13:00 ■日本文化部会
John Breen(SOAS准教授) 「「神都」としての近代伊勢」
David Labus(カレル大学准教授) 「政治、倫理と学問の関連性—幕末、明治初期を中心として」
具知會(淑明女子大学校院生) 「大奥の老女の性格」
James Russell(SOAS院生) 「文化的景観は何のこと? 文化財と世界遺産石見銀山遺跡」
染井千佳(本学院生) 「日本古代における武官の武芸」
徐興慶(台湾大学教授) 「日中文化交流の伝播と影響:徳川初期の独立禅師を中心に」
高島元洋(本学教授) 「日本儒教の多様性」
徳重公美(本学院生) 「荻生徂徠における「道」」
18:00 交流会(於マルシェ、無料)
12月14日(火) 第2日目
10:00 ■日本文学部会
黄毓倫(台湾大学院生) 「宮沢賢治の童話「セロ弾きのゴーシュ」における音楽的な一考察—ベートーヴェンの交響曲第六番「田園」と第九番「合唱」の精神—」
張龍妹(北京外国語大学教授) 「紫上の継母物語をめぐって」
陳晨(北京外国語大学院生) 「今昔物語集震旦部の方法—后妃説話をめぐって」
Isabelle Lavelle(パリ第7大学院生) 「太宰治の『ポオズ』−道化とダンディズムをめぐって」
Tomas Jurkovic(カレル大学院生) 「村上春樹の小説の女性登場人物を一種の象徴として読めるか?」
金夏娟(本学院生) 「尾崎翠「歩行」論」
10:00 ■日本語学・日本語教育学部会
李徳奉(同徳女子大学校教授) 「和・思いやり・ホスピタリティの日本語教育」
張栄花(同徳女子大学校院生) 「生涯教育としての日本語教育の現状分析および改善方案—ソウル市の老人福祉館を中心として—」
房賢嬉(本学院生) 「持続可能性音声教育を目指すピア・モニタリング活動の可能性—対話を媒介とした言語生態の保全・育成を通して—」
中島晶子(パリ第7大学准教授) 「変わる日本語・新しい日本語」
陳俊宏(台湾大学院生) 「命題要素のモダリティ化—「さっさと」を例に—」
田嶋明日香(本学院生) 「和英辞典の収録語についての研究」
朴海煥(淑明女子大学校副教授) 「韓国の日本語学研究の今後の方向性」
15:30 全体会(〜17:00終了予定)
参加費: 無料
お問い合わせ: 比較日本学教育研究センター E-mail:

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