イベント情報

第3回 国際日本学コンソーシアム「食・もてなし・家族」

 国際日本学コンソーシアムは、世界の日本学研究の拠点である8大学から教員および大学院生を迎えて、国際的・学際的なジョイントゼミを行い、日本学研究および教育の世界的ネットワークを構築するものです。このコンソーシアムの開催により21世紀における日本学研究・教育の国際的連携が一層進展し、緊密な協力関係が樹立されるものと確信しています。

日時: 2008年12月15日(月)〜17日(水)
場所: お茶の水女子大学
全体テーマ: 「食・もてなし・家族」
主催: お茶の水女子大学大学院教育改革支援プログラム「日本文化研究の国際的情報伝達スキルの育成」
女性リーダー育成プログラム(人社系)
比較日本学教育研究センター
参加校: ロンドン大学東洋アフリカ研究学院SOAS(英国)、国立台湾大学(台湾)、カレル大学(チェコ)、
淑明女子大学校(韓国)、 同徳女子大学校(韓国)、北京外国語大学北京日本学研究センター(中国)、
パリ第七大学(仏国)、お茶の水女子大学(日本)、ヴァッサー大学(米国、特別参加)
参加費: 無料
日程:
15日(月)
10:00−11:00 開会式 [会場] 人間文化創成科学研究科棟6階大会議室
12:30−15:30 日本語学部会 (担当:高崎みどり 司会:百瀬みのり)
[会場] 人間文化創成科学研究科棟6階大会議室
講演: 「「タマネギ1個とセロリ1本」"One onion and one celery"?
 −食べ物名詞の捉え方の日英比較と英語・日本語教育への示唆」
 岩﨑典子(SOAS)
研究発表: 参加校の大学院生 (英国、日本)
15:30−19:00 歴史学部会 (担当:古瀬奈津子 司会:矢越葉子)
[会場] 人間文化創成科学研究科棟6階大会議室
講演: 「国民性を反映する食の文化及びその変遷」 ヤン・シーコラ(カレル大学)
「個人としての家族− 家族法の最近の動向を通して」
 イザベル・コヌマ(パリ第七大学)
「Golf Clubbing — もてなしとしてのゴルフ」 アンガス・ロキヤ(SOAS)
「芋粥の話」 古瀬奈津子(本学)
研究発表: 参加校の大学院生 (日本)
16日(火)
13:00−17:00 日本文学部会 (担当:菅聡子 司会:武内佳代)
[テーマ] 「日本文学における食・もてなし・家族」
[会場] 文教育学部1号館1階大会議室
講演: 「漱石の作品における食・もてなし—『虞美人草』を例として—」
 范淑文(台湾大学)
「文学者の経済意識と家庭—島崎藤村と1920年代の日本を背景として—」
 李志炯(淑明女子大学校)
研究発表: 参加校の大学院生 (台湾、韓国、チェコ、日本)
18:00−20:00 歓迎レセプション 〈※参加無料〉
[会場] マルシェ大ホール
17日(水)
09:00−12:30 日本語教育学部会 (担当:森山新 司会:石井佐智子)
[テーマ]「文化を取り入れた総合的日本語教育のための新たな取り組み」
[会場]〈第一部〉人間文化創成科学研究科棟5階SCS室、〈第二部〉6階大会議室
講演: 「ヴァッサー大学日本語夏期研修:交流を通じた異文化理解」
 土屋浩美(ヴァッサー大学)
「「交流法」による多文化理解の効果と限界について」
 李徳奉(同徳女子大)
「文化を取り入れた総合的日本語教育のための新たなとりくみ
 −国際交流型授業と国際遠隔協働授業−」 森山新(本学)
研究発表: 参加校の大学院生 (米国、韓国、日本)
09:30−12:10 日本思想部会 (担当:頼住光子 司会:斎藤真希)
[会場] 文教育学部1号館8階803室
講演: 「仏教における「食」」 頼住光子(本学)
「神道における「食」」 高島元洋(本学)
「日本文化論の中の「家族」」 張彦麗(北京日本学研究センター)
研究発表: 参加校の大学院生 (中国、日本)
13:30−16:30 全体パネルディスカッション・全体会議
[会場] 人間文化創成科学研究科棟6階大会議室
第一部 : 各部会報告 (百瀬みのり、矢越葉子、武内佳代、斎藤真希、石井佐智子)
第二部 : 各大学との意見交換—来年度のコンソーシアムに向けて—
お問い合わせ: お茶の水女子大学大学院教育改革支援プログラム「日本文化研究の国際的情報伝達スキルの育成」事務局
TEL:03-5978-5504 / Fax:03-5978-5508/ E-mail:
備考: 詳細はこちらからもご覧いただけます。

大学院教育改革支援プログラム「日本文化研究の国際的情報伝達スキルの育成」取組実施代表者
大学院人間文化創成科学研究科比較社会文化学専攻 専攻長 近藤譲

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