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アフガニスタン行政長官府副報道官ジャベード・ファイサル氏の来訪

2018年3月9日更新

3月7日、アフガニスタン行政長官府副報道官ジャベード・ファイサル氏が、室伏学長を表敬訪問しました。ファイサル氏は、行政長官府の副報道官として、特にソーシャルメディア(ブログ、フェイスブック、ツィッター等)を通じた高い発信力を有します。今回は外務省の招聘により来日しましたが、お茶の水女子大学・五女子大学コンソーシアム*によるこれまでの女子教育支援についてはアフガニスタン国内でも評価されており、今回の来訪となりました。
ファイサル氏の関心分野はアフガニスタンの戦後復興ですが、同国では現在も、社会において女性が発言できないという状況があり、こうした状況を改善していくためには、女性・女子の教育、特に高等教育に長期的に取り組んでいく必要があること、そのような中で、日本で学位をとった元留学生たちがアフガニスタンの大学で後進の指導にあたっていることは意義深いことを述べました。さらに、引き続き女性の留学生の派遣を増やしていきたい、という本国からのメッセージを伝えられました。
その後、ファイサル氏は歴史資料館を訪問し、本学の設立当時の資料を興味深く見学しました。またグローバル協力センターでは、アフガニスタン女子教育支援や最近のアフガニスタン情勢について意見交換を行いました。

*五女子大学コンソーシアム:アフガニスタン女子教育支援のための、お茶の水女子大学、津田塾大学、東京女子大学、奈良女子大学、日本女子大学によるコンソーシアム

  • ファイサル副報道官(前列中央左)を囲み記念撮影ファイサル副報道官(前列中央左)を囲み記念撮影
  • ファイサル副報道官(左)にダリー語の保健教育教材を手渡す室伏学長(右)  ファイサル副報道官(左)にダリー語の保健教育教材を手渡す室伏学長(右)
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