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研究アイデアのオープンイノベーションプラットフォーム『L-RAD』に関し、株式会社リバネスとの連携協定締結

2017年8月28日更新

~大学等研究機関における新規外部資金獲得を支援~

お茶の水女子大学(本部:東京都文京区/学長:室伏きみ子)は、株式会社リバネス(本社:東京都新宿区/代表取締役社長COO:高橋修一郎)と、研究者が持つ技術開発等の研究アイデアの探索・活用を世界で初めて実現したオープンイノベーションプラットフォームL-RAD( エルラド、リバネス-池田 研究開発促進システム powered by COLABORY : https://l-rad.net/ )に関し、積極利用に向けた協定を締結致しました。L-RADを通じて未活用の研究アイデアを軸とした、研究者と企業とのコミュニケーションを加速し、研究者の研究時間を圧迫せずに新しい研究資金獲得を支援します。
今後、株式会社リバネスよりL-RADシステムや利用方法に関する説明会を、お茶の水女子大学に所属する研究者を対象として実施し、積極利用を働きかける活動を開始します。これにより、研究者が持つ研究アイデアを軸としたオープンイノベーションの創出を目指します。

協定を締結した会社

株式会社リバネス(ウェブサイトはこちら

リバネス

お茶の水女子大学 森田育男副学長のコメント

お茶の水女子大学は140年以上にわたり、「学ぶ意欲を持つすべての女性のため」の場として社会に貢献してまいりました。教育に定評のあるお茶の水女子大学ですが、この度協定を締結したL-RAD(エルラド)によって、本学にある魅力的な研究プランを産業界とともに具現化していくことを加速し、企業との連携・協力関係を強化していくことを目指します。

  • 協定の様子左:お茶の水女子大学 研究・イノベーション担当理事 副学長 森田育男
    右:株式会社リバネス 代表取締役社長COO 高橋修一郎

今後の展開

大学内に存在する研究アイデアを掘り起こし、企業が従来より早い段階で研究者と繋がりを持って共同研究を開始し、競争力の獲得を実現できるようL-RADプラットフォームを活用します。

L-RADとは

科研費を代表とする各省庁が実施する公的な各種競争的研究資金では、主に大学等研究機関の有識者らによって審査され、採択・不採択が決定しています。採択基準は学術的に重要性が高いことが主であり、不採択となったアイデアの中には産業応用的な視点で再評価することで企業にとって有用なアイデアも含まれていると考えられます。それら不採択となってしまい、検証が進んでいない研究アイデアを検索・閲覧することができる世界初のオープンイノベーションプラットフォームがL-RADです。株式会社リバネス、株式会社池田理化(本社:東京都千代田区/代表取締役:高橋秀雄)、株式会社ジー・サーチ(本社:東京都港区/代表取締役社長:渡瀬博文)が共同で展開しています。現在、田辺三菱製薬株式会社、大塚製薬株式会社、株式会社J-TEKT、日本たばこ産業株式会社、東洋紡株式会社、株式会社カイオム・バイオサイエンスが会員に登録しています。

L-RADウェブサイトはこちら

本件に関するお問い合わせ

研究協力課(研究推進担当)
e-mail:kenkyo-TL@cc.ocha.ac.jp

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