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陸前高田での学生実習報告書vol.4「今、陸前高田から考える」が地元紙『東海新報』に紹介されました

2016年7月1日更新

文教育学部グローバル文化学環では、2011年から、津波で大きな被害をうけた岩手県陸前高田市の米崎小学校仮設住宅を中心に、復興にむけたコミュニティづくりに協力するため、毎年4回の学生実習を続けてきました。その2014年度の報告書が、地元紙『東海新報』(2016年6月17日朝刊)で詳しく紹介されました。実習では、仮設住宅でのコミュニティカフェ「お茶っこ」の企画運営をはじめ、被災や復興の現場を訪問し、復興に携わるNPO団体や住民の方から聞き取りを行い、これらをもとに、報告書では、復興計画、暮らし、子どもと高齢者、住民の想いや防災についてまとめています。また、国際学生フォーラム(海外9大学17名の学生が参加)と連携した震災フォーラム(2015年3月)や教員によるアメリカ地理学会での報告(英文)も掲載しています。陸前高田ではいま、12.5メートルの防潮堤の建設と市街地の嵩上げが進み、高台に防災集団移転住宅や災害公営住宅が建設され、景観が大きくかわりつつあります。今年度も4回の訪問と実習を行い、2015年度報告書を編集・刊行する予定です。

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