LA|現場の声|生命と環境 21 基礎生命科学(実習)
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ウニの採卵をする仲矢講師
     
生命と環境 21
基礎生命科学(実習)
科目コード
 08A2021,5,6,7
クラス  全学科
履修年次  1年
授業形態  実験・実習
単位数  2.0
学期  前期
曜日  火,木曜(各1クラス)
時限  5.0〜8.0
教室  共通講義棟3号館
  306室
毎年開講
生命と環境 21 基礎生命科学(実習) 最上 善広 [理学部 生物学科]
清本 正人 [湾岸生物教育研究センター]
和田 祐子 [理学部 生物学科 (非常勤講師)]
LA科目をスタートして
 授業内容や実習内容を準備する段階から特に考慮したことは、実体験を通じていかに多くの生物学や環境の知識に触れるか、そこから知的好奇心を育んでもらうか、でした。
 授業内容は段階的に、比較的簡単な顕微鏡の使い方から始めて、カエルの解剖を行い、自分のカラダをつかった筋電図、心電図の計測と、徐々に深めていきます。大塚キャンパスでのクライマックスとしてカエル神経で電気信号の伝わる速さを測定してグラフが描けるようになるところまで実体験できるように準備されています。実体験の極めつけとしては、お茶大は千葉県館山市に「湾岸生物教育研究センター(通称:臨海)」という宿泊と実験が出来る施設を持っていて、そこで2泊3日の合宿実習を行う内容を盛り込みました。
 この基礎生命科学(実習)では、出来なかったことが出来るようになれる(=達成感)を感じられると思います。
学生に学んでほしいこと、伝えたいこと
 授業に参加した学生の感想のなかで「ウシガエルは『モー』って鳴くんですね!」というコメントがありました。まさに体験が知識と結びついた瞬間がLAの授業のなかであったのだと思います。生命現象は難しくて奥が深いものですが、身近なものであることをこの実習を通してまず感じて欲しいと思います。また、ややこしく見える測定機械もどのスイッチが何を操作するものかが分かるとみんなすぐに使えるようになります。一歩踏み込むととたんに理解出来る、その瞬間の感動を体験してもらいたいです。
学生へのメッセージ
 是非、実習を通じて知識が実体験に結びつく瞬間を味わってもらいたいと思います。実習の一つに、自分自身の『心臓の動き=心電図』を測定する、パルスを見てみるという内容を盛り込んであります。そこでは、自分自身が一個の生命現象であるという実感が得られるのではないでしょうか。様々な議論が、『自然』対『人間』という図式で物語られることは多いです。しかしながら、我々自身が生き物であるという事が実感できれば、その瞬間から世界の見え方は少し違ったものになるでしょう。あなたの知識のポケットが増えること、そしてポケットから上手に取り出せるようになることを期待しています。
 
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