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GREAT-Ocha リポート  ~ 2014年度 ~



 Students’ Reactions (参加学生の感想) 


Alaine KEOGH  
College of Food, Agriculture, and Natural Resource Sciences, The University of Minnesota

 I had a wonderful time participating in the symposium last weekend. I thought that the comments from both Prof. Ko and Prof. Reicks were extremely helpful and I hope that they have helped the Ochanomizu students in deciding how to conduct their research. I also hope my presence was helpful to the other students! It was very impressive to me that all students were able to participate in the Symposium using only English. I know how intimidating it is to speak in a second language and they should all be proud of themselves!


Yun Jee LEE  
Department of Nutrition Science and Food Management, Ewha Womans University

 In GREAT-Ocha symposium, the session for my presentation was really a good chance to get to know myself and my own research. I knew giving a presentation on a certain topic in front of other people would be a very good experience for me. Mostly, I felt I had to check myself based on this experience. I was happy to meet Japanese student like Yumi, Akane, Chiaki, Rio, Kanako, Saori, Rika and Alaine. Thank you for all the help.


海老原 沙織  
お茶の水女子大学 食物栄養学科

 私は留学経験がなく、海外の方と話すことを滅多にしないような環境で過ごしてきたため、今回のGREAT-Ochaは応募や発表準備の段階から多くの困難がありました。初めは英語でわかりやすく伝えることがとても大変であると感じていましたが、その内容が専門性をもつことや、科学的な知見をもとにプレゼンテーションをしなければならず、相当な時間をかけて準備する必要がありました。そのため、ある程度内容も英語も磨いた状態で当日を迎えましたが、当日はそれまでとは比較にならないほど多くのことを得ることができました。参加していただいた海外の教授方は、驚くほど深い知識と鋭い視点をおもちで、私の研究計画の課題や問題点をいくつもご指摘いただきました。このことは、本当に貴重なことであったと思います。フィードバックや質疑応答の時間には英語がツールであることを今まで経験したことがないほど痛感しました。参加者全員でおこなうディスカッションも有意義な時間で、異なるバックグラウンドをもつ方々と話すことで様々なことを学びました。何より、それ自体がとても楽しく刺激的でした。GREAT-Ocha終了後には、教授からあなたの研究計画が聞けてよかった、応援していると一言おっしゃっていただき、今後の学習や研究の励みになることは間違いありません。この2日間で得られたものはしっかりと消化・吸収し、今後に活かしていきたいと思います。このような機会を設けてくださったすべての方に感謝しています。ありがとうございました。


佐藤 裕美  
お茶の水女子大学 食物栄養学科

 It was a very good time to talk about my major with people abroad. Of course it was tough task for me but I really enjoyed it.
 When I heard about this symposium, I was interested in it a little. So I decided to attend it without giving it much thought. But it was my first time making a plan of my research paper, moreover, I had to use English. Therefore, preparing for the symposium was very hard. I did not know how to make a plan of a research. I even had not decided my theme yet because I had not belonged to any laboratory. But anyway, I chose what I was interested in as my theme and started preparing. I had to search a lot on the Internet in order to make my research plan. It was difficult to write what I want to say in English. I remade my script and PowerPoint many times to improve them. After I got through the tough time for preparing, however, I was very excited. I got many advises on how to plan a research. I also got new points of view about my major. This was stimulating for me. In addition, I talked and had lunch with foreign students who major in food science and nutrition and made friends with them.
 Through this symposium, I learned how to make a research paper. And I had good chance to practice expressing things related to my major in English. Actually I could not hear all English but I could catch what they say partially. Before I attend this symposium, I just learning things in my major in Japan. But now, I feel that there are other students who are learning about the same thing around the world. This symposium was hard task indeed but also great opportunity definitely.


角 佳奈子  
お茶の水女子大学 食物栄養学科

 今回、GREAT-Ochaという素晴らしいシンポジウムに参加する機会を得られたことを大変嬉しく思う。普段授業や実験の毎日である私にとって、とても刺激的な2日間となった。
 まず今回のシンポジウムに興味を持ったきっかけは、授業中に先生からこのシンポジウムを勧められたことだった。自分の興味のある‘食’について色々な国の人と話してみたい、英語でプレゼンテーションをしてみたいという気持ちからこのシンポジウムに応募した。だが、まだ研究室に所属していない私には、卒業論文のテーマを決めるのは難しい課題であった。そして以前から興味のあった‘やせ’の問題をテーマとして取り上げた。
 シンポジウム当日、発表は練習の成果もあり堂々と行うことができたと思う。しかし、専門家である海外の先生方からのコメントを聞き、まだまだ勉強しなければいけないことがたくさんあると痛感した。また、同じ分野を勉強している海外の学生との出逢いは貴重で、刺激的なものであった。発表を作る上で自分が将来何を勉強したいのか真剣に考えることができ、発表することでこれから何を勉強しなければならないのか見えたように思う。さらに、その後のセッションでは様々な国の視点、専門家の視点から意見をもらい、食、メディア、文化、心理など幅広いトピックを議論することができた。改めて、色々な国の人と‘食’にまつわる事柄を話し合うことができたこの2日間は濃密な時間であった。
 今回の経験は、自分の将来の方向性を見出す大きなきっかけになったように思う。最後に、この素晴らしいシンポジウムを企画、運営してくださった先生方に感謝申し上げます。


備本 梨加  
お茶の水女子大学 食物栄養学科

 まず初めに、私がこのシンポジウムに参加した経緯について記します。GREAT-Ochaに参加したのは、前期の授業の中で須藤先生からお話をうかがい、ただ単に「英語が話したい」というだけの理由で、参加を決めました。夏休みにタイの病院給食のシステムを見学して、お茶大の授業で習った日本の給食施設の基準とはかけ離れていることにショックを受け、発表テーマに選ぶことにしました。つまり、卒論テーマを何にしようかと深く考えることなく、「英語で実体験を話す」ということに魅力を感じたため、すぐに要旨をまとめ、石田先生に提出したのです。この軽率な行動が、当日まで私を苦しめることになりました。
 苦しんだといっても、私の人生の目標は、私の周りの人々の生活の質(QOL)を上げることであり、それは変わらないので、どんな発表テーマになっても、結論が行きつくところが変わらないことは幸いでした。
 次は石田先生、細谷先生そして玉村先生の立会いの下行ったリハーサルです。このリハーサルでは、かなりリラックスした雰囲気で、堂々と発表することができました。発表内容、特に既存資料の不足についてはかなりご指摘をいただきました。卒論テーマを選ぶ上で、または発表する上で大切なことを教えていただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。
 しかし、当日は、他の発表者が独自の研究テーマを発表していく中で、ひとり不安に駆られました。いわゆる「食物栄養」に関連した理系らしさあふれるプレゼンテーションばかりで、自分のプレゼンに対するテーマ意識の甘さ、専門分野の勉強不足を突き付けられたような気がしました。
 コメントをいただく際も、「本当にこれを卒論テーマにするのか」という言葉が心に刺さりました。テーマをもっと思い切って狭めることができない限り、表面上の浅い知識を披露するだけのプレゼンテーションになってしまいます。
 自分を褒められるところといえば、質疑応答の時間に堂々と受け答えができたことくらいですが、この場で得た貴重な体験で、グローバル社会に貢献できる卒論を必ず執筆したいと思いました。

 先生方、ボランティアの方々、参加者の方々、協力してくださった方々すべてにこの場を借りて御礼申し上げます。

吉村 茜  
お茶の水女子大学 グローバル文化学環

 今回、私がGREAT-Ochaに応募したきっかけは前年度に参加した留学経験のある先輩から勧められたからです。当初、テーマが「食物と健康 ― 科学が貢献できること」と、理系寄りであったことで、文系学生には手に負えないものだと思い込み、応募することをためらっていました。しかしながら、発表者募集締切日まで心のどこかで「シンポジウムに参加しないままでは後悔するのではないか」ともやもやしていたので、思い切って発表原案を送ってみました。実のところ、参加が認められたあとも自信がないままでした。そのため発表まで数日を切ってもまとまりませんでした。最終的には紆余曲折、先生方の励ましもあってなんとか人前で発表できるかたちになったように思います。
 参加メンバーが私を除く皆、食物栄養学科所属だったので、ひとりだけ疎外感を感じていました。しかし、それもはじめのうちだけでした。徐々に他の参加者ともうちとけ、文系学生の社会科学的側面から見た「食」について話すことに期待していることが分かりました。それは若干のプレッシャーであるのと同時に、自分が場違いであるという感覚がなくなった瞬間でもありました。
 ミネソタ大学、梨花女子大学からの学生の発表はどれもハイレベルなものばかりで、ただひたすら感嘆するばかりでした。今回の反省点として、私の食物、とりわけ栄養分野における理解が追いつかなかったことが挙げられます。そのため、積極的に質問セッションや議論に参加することができませんでした。残念でなりません。専門外のトピックを非母国語の英語で聞き取ることに難しさを覚え、自分の能力にも幻滅するばかりでした。その一方で、自分のやりたいことと卒業研究に活かす方法とアドバイスを多方面から得られたことはとても有意義であったように思います。一人では気づかなかった問題点を指摘され、また新たな視点からの意見に今後の卒業研究の複雑性や奥深さに気づき、今後の研究意欲へと繋がりました。さらに、専攻・国を越えた交流をとることができたのも非常に意義深いです。実に実り多い2日間でした。このような機会を与えていただいて感謝しています。




   

   

お問合せ

 お茶の水女子大学
 グローバル人材育成推進センター
 担当 石田・高柳
 TEL:03-5978-2734・2736
 E-mail:great-ocha■cc.ocha.ac.jp
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