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国際規格によるFD戦略
お茶の水女子大学
第4回 教員海外派遣研修 濠州 オーストラリア国立大学 詳細1.3MB 一覧へ
お茶の水女子大学リーダーシップ養成教育研究センター 講師:仲矢 史雄
オーストラリアANU、モナシュ大、デーキン大における教育活動の調査を終えて−
モナシュ大でのミニセミナーとインタビュー オーストラリアはオーストラリア国立大学(Australian National University: ANU、16位)を筆頭として、国際大学ランキング(The QS World University Rankings旧The Times Higher Education Supplement )上位600校のうち、25校がランクインしている。高等教育の国際比較においてはアメリカやイギリスが注目されることが多いが、人口2000万人という比較的小規模な国家としては突出した存在である。
 近年の国際比較調査では、大学研究教育において国際化の度合いが重視されており、入学する学生の国際性だけでなく、教員の国際性が高いことも、オーストラリアの大学の特徴である。
 今回訪問した大学は、ANU(16位)、モナシュ大学(Monash University、45位)、デーキン大学(Deakin University, 355位)の、トップ校、上位校、中位校の3校であった。それぞれ研究重点大学、大規模大学、新興大学という特徴を持っている大学である。
 今回の調査では、オーストラリアは現在、国家戦略として科学コミュニケーションを重視しており、それらの先駆的な教育システムが開発されているANUのCentre of Public Awareness for Science(CPAS)を拠点に、1)大学の制度、2)教育内容、3)学生支援、4)研究環境、5)実績評価に着目し、授業担当者、研究者、大学職員に直接インタビューを行った。また、現在オーストラリアの大学に勤務している、日本において高等教育を修了した方々からも話を聞き、日本の大学の優れているところ、十分に国際水準に到達しているところ、改善すべき点について意見を聞くことができた。

派遣期間:平成22年1月29日〜2月27日。 写真はモナシュ大でのミニセミナーとインタビュー
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