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全学教育システム改革推進本部

私の悩み(2006.11.01)

千葉和義
(サイエンス&エデュケーションセンター 教授)

 私の授業が評価されているとするならば、常に学生達に話していることから来るのかもしれません。「授業で分からないことがあれば、それは私の責任です。でも、もしも授業が終わって分からないことがあれば、それは君たちの責任です。最後の一人が分かるまで、説明しますから、分からない人がいたら、恥ずかしがらずに、質問して下さい。」 "君たちの責任"というのは、テストの結果で、とってもらうことにしています。
 それから、もう一つ特色があるとするなら、遅刻を欠席扱いにすることです。出席をとり終わるまでに教室に入れば、"出席"ですが、10秒でも遅れれば、"欠席"です。「厳しく授業運営することで、学生を鍛える効用がある。」と、うそぶいております。
 最後に告白しますと、最近、授業で居眠りをする学生が出てきました。自分の授業力が低下しているのではないかと悩んでおります。もしかすると、年、なのかとも思います。でも、居眠りが出ない時もあり、違いを探せば、楽しく興奮しながら授業した時は、うまくいっていると気付きました。どうすれば、そんな自分にいつでもなれるのか、大きな課題であります。そして、「客商売だなあ」とつくづく思います。

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